第2次大戦ドイツ軍装ガイド [軍装/勲章]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
ジャン・ド・ラガルド著の「第2次大戦ドイツ軍装ガイド」を読破しました。
序文の訳者のことばでは、いきなり「第2次大戦時のドイツの軍服は美しい」
から始まるオールカラーの軍装写真集です。
当時のカラー写真ではなく、モデルさんが当時の軍服を着用したものですが、
なんと言ってもオールカラーなのが嬉しい一冊です。
陸海空3軍と武装SSを網羅しており、開戦時から時系列で具体的な部隊を紹介していて
それは例えば最初に登場するのが「グラーフ・シュペー号」の上級兵長といった具合です。
武装SSだけでもドイチュラント連隊、プリンツ・オイゲン、ランゲマルク、ノルトラント等
その徽章から袖章まで詳細に解説されています。
とにかくカラーで嬉しいことのひとつに
戦車兵のパイピングであるローズピンクや砲兵の赤、山岳兵の緑など
兵科色による違いが良くわかることも挙げられます。
個人的なお気に入りの軍服では、まず空軍降下猟兵です。
通称「緑の悪魔」と恐れられたことで有名ですが、
映画「鷲は舞いおりた」でも戦闘服は空軍のブルーグレーなので、
なんで「緑」なのかがいまひとつ良くわかっていませんでしたが、
上に着る降下用スモックがグレーグリーンという色なんですね。
まぁ、それにしても降下兵のヘルメットといい、スモック脱いでも格好良いという、
しつこいですが「鷲は舞いおりた」を初めて観たときにビックリした記憶が残っています。
この本の特徴で忘れてならないのが、勲章についてもアップの写真を使って
詳細に説明していることです。
戦車戦闘(突撃)章、一般突撃章、白兵戦章、空軍地上戦闘章、珍しいところでは
海軍砲兵章やエーデルヴァイスの山岳ガイド章のエナメル仕上げ版などなど・・。
さらにシールドも「クリム(クリミア)シールド」はフォン・マンシュタイン元帥の
授与証への署名が必要だったという解説もしっかりあります。
最後に、この本でのお気に入りNo.1ですが、ズバリ「ヘルマン・ゲーリング戦車連隊の中尉」です。
もともと黒の戦車服とドクロの徽章の組み合わせは好きなんですが、
空軍の将校帽をかぶり、この部隊の識別色である白の襟章にドクロの組み合わせは
今までカラーで見た事がなかっただけに、実にシビレます。。。
「ヘルマン・ゲーリング戦車師団史」を近々、読破することに決めました。
ジャン・ド・ラガルド著の「第2次大戦ドイツ軍装ガイド」を読破しました。
序文の訳者のことばでは、いきなり「第2次大戦時のドイツの軍服は美しい」
から始まるオールカラーの軍装写真集です。
当時のカラー写真ではなく、モデルさんが当時の軍服を着用したものですが、
なんと言ってもオールカラーなのが嬉しい一冊です。
陸海空3軍と武装SSを網羅しており、開戦時から時系列で具体的な部隊を紹介していて
それは例えば最初に登場するのが「グラーフ・シュペー号」の上級兵長といった具合です。
武装SSだけでもドイチュラント連隊、プリンツ・オイゲン、ランゲマルク、ノルトラント等
その徽章から袖章まで詳細に解説されています。
とにかくカラーで嬉しいことのひとつに
戦車兵のパイピングであるローズピンクや砲兵の赤、山岳兵の緑など
兵科色による違いが良くわかることも挙げられます。
個人的なお気に入りの軍服では、まず空軍降下猟兵です。
通称「緑の悪魔」と恐れられたことで有名ですが、
映画「鷲は舞いおりた」でも戦闘服は空軍のブルーグレーなので、
なんで「緑」なのかがいまひとつ良くわかっていませんでしたが、
上に着る降下用スモックがグレーグリーンという色なんですね。
まぁ、それにしても降下兵のヘルメットといい、スモック脱いでも格好良いという、
しつこいですが「鷲は舞いおりた」を初めて観たときにビックリした記憶が残っています。
この本の特徴で忘れてならないのが、勲章についてもアップの写真を使って
詳細に説明していることです。
戦車戦闘(突撃)章、一般突撃章、白兵戦章、空軍地上戦闘章、珍しいところでは
海軍砲兵章やエーデルヴァイスの山岳ガイド章のエナメル仕上げ版などなど・・。
さらにシールドも「クリム(クリミア)シールド」はフォン・マンシュタイン元帥の
授与証への署名が必要だったという解説もしっかりあります。
最後に、この本でのお気に入りNo.1ですが、ズバリ「ヘルマン・ゲーリング戦車連隊の中尉」です。
もともと黒の戦車服とドクロの徽章の組み合わせは好きなんですが、
空軍の将校帽をかぶり、この部隊の識別色である白の襟章にドクロの組み合わせは
今までカラーで見た事がなかっただけに、実にシビレます。。。
「ヘルマン・ゲーリング戦車師団史」を近々、読破することに決めました。
鉄十字の騎士 -騎士十字章の栄誉を担った勇者たち- [軍装/勲章]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
ゴードン・ウィリアムソン著の「鉄十字の騎士」を読破しました。
1939年~1945年までの間の陸海空の3軍、および武装SSから
著者が独断で選んだ?騎士十字章受章者を写真と共に紹介した一冊です。
巻末の資料でわかるように、騎士十字章受章者は7000人強であり、
洋書では販売されていますが、全員を紹介することは殆ど不可能です。
7000人という数が多いか少ないかというと「2150人に1人」という統計が出ています。
陸軍で言えば一個連隊に一人くらいですかね。
この本ではまず、騎士十字章が如何なる物であるかをきっちりと解説しています。
興味深い人物としては、さっそく登場のギュンター・プリーンです。
ここでは騎士十字章受章となる戦果を挙げたスカパフローでのロイヤルオーク撃沈が
今日でもサボタージュであった可能性について言及しています。
そんな話知りませんでした。
1939~40年にかけてはUボート全盛の時代なので、エーリッヒ・トップや
アダルベルト・シュネーといった名Uボート艦長たちが続々と出てきます。
特にこの2人は主役で書かれた本もないので、写真の格好良さが光ります。
次はユーゴスラヴィア侵攻において首都ベオグラード一番乗りを果たし、
ハッタリによって降伏させて騎士十字章を受章したことで有名な
武装SS「ライヒ」のフリッツ・クリンゲンベルクSS大尉です。
若干、一発屋的な印象がありましたが、彼はその後、SS外国人義勇兵の士官候補生の
育成に従事して大佐まで昇進し、終戦間際の1945年にSS第17装甲擲弾兵師団
「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」の師団長として戦死したことを知りました。
ボリュームはあまりありませんが、バラエティにとんだ人選なので
なかなか楽しめるのではないでしょうか。
ゴードン・ウィリアムソン著の「鉄十字の騎士」を読破しました。
1939年~1945年までの間の陸海空の3軍、および武装SSから
著者が独断で選んだ?騎士十字章受章者を写真と共に紹介した一冊です。
巻末の資料でわかるように、騎士十字章受章者は7000人強であり、
洋書では販売されていますが、全員を紹介することは殆ど不可能です。
7000人という数が多いか少ないかというと「2150人に1人」という統計が出ています。
陸軍で言えば一個連隊に一人くらいですかね。
この本ではまず、騎士十字章が如何なる物であるかをきっちりと解説しています。
興味深い人物としては、さっそく登場のギュンター・プリーンです。
ここでは騎士十字章受章となる戦果を挙げたスカパフローでのロイヤルオーク撃沈が
今日でもサボタージュであった可能性について言及しています。
そんな話知りませんでした。
1939~40年にかけてはUボート全盛の時代なので、エーリッヒ・トップや
アダルベルト・シュネーといった名Uボート艦長たちが続々と出てきます。
特にこの2人は主役で書かれた本もないので、写真の格好良さが光ります。
次はユーゴスラヴィア侵攻において首都ベオグラード一番乗りを果たし、
ハッタリによって降伏させて騎士十字章を受章したことで有名な
武装SS「ライヒ」のフリッツ・クリンゲンベルクSS大尉です。
若干、一発屋的な印象がありましたが、彼はその後、SS外国人義勇兵の士官候補生の
育成に従事して大佐まで昇進し、終戦間際の1945年にSS第17装甲擲弾兵師団
「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」の師団長として戦死したことを知りました。
ボリュームはあまりありませんが、バラエティにとんだ人選なので
なかなか楽しめるのではないでしょうか。