柏葉騎士十字章受勲者写真集3 (eichenlaubträger 1940-1945-Band Ⅲ) [軍装/勲章]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
Fritjof Schaulen著の「eichenlaubträger 1940-1945-Band Ⅲ」を読破しました。
柏葉騎士十字章受章者のカラー写真集の最終巻です。
アルファベット順で「R」~「Z」の受章者が対象となっていますが、
今回の表紙のメンバーはこんな感じです。
左上から、ヘルマン・"降下猟兵"・ラムケ、
クルト・"空挺将軍"・シュトゥーデント、
エルヴィン・"砂漠のキツネ"・ロンメル、
下はオットー・"最も危険な男"・スコルツェニー、クラウス・ショルツ、
フェリックス・"SSドイチュラント"・シュタイナー。
U-108艦長のショルツがわかった方はスゴイですね。優勝です。

今回も最初の20ページほどは各種勲章がカラー写真と共に解説されます。
前線での活躍ではなく、後方における戦功を挙げた者に授与される戦功十字章に、
ナルヴィク、ホルム、クリミア、デミヤンスク、クバンの各シールド、
アフリカ、クレタ、クーアラントの各カフタイトル。

各種突撃章、優秀ドライバー章、パルチザン掃討章にパイロット章、などなど、
細かく書かれていますがドイツ語なので読みきれないのが悔しい限り・・。

「R」の受章者はギュンター・"275機撃墜"・ラルに、
エアハルト・"第6戦車師団"・ラウス、
オットー・"7月20日反乱鎮圧"・レーマー、
ロタール・"クーアラント"・レンドリック、
ヴィルヘルム・フォン・"コンドル軍団"・リヒトホーフェンと続き、
ロンメルはさすがに5ページぶち抜きと別格の扱いです。
しかし、次のハンス=ウルリッヒ・"シュトゥーカ大佐"・ルーデルも3ページの扱いで、
この写真は例の唯一の、「黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士十字章」の写真かと思います。

それというのも、一つ等級が下のダイヤモンド付騎士十字章を受章したのが、
出撃回数1800回の時であり、この写真では
「2000回出撃・金・ダイヤモンド付空軍前線飛行章」を付けていることからなんですね。
パイロット章も金・ダイヤモンド付という、ほとんど成金兄ちゃんといった風貌ですが、
最終的には足を切断して、「金の戦傷章」まで手に入れる・・という恐るべき軍人です。。

ゲルト・フォン・"長老"・ルントシュテットが「R」を〆て、「S」の軍人へと移ります。
ディートリッヒ・フォン・"片眼鏡"・ザウケンに、
プリンツ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタインが登場。
「W」じゃなくて、正しくはザインの「S」です。
U-100のヨアヒム・シェプケは以前に紹介したカラー写真ですが、
やっぱりプリーンとクレッチマーは、ただ単にカラー写真が無いだけかも知れません。
さらにヴィルヘルム・"ヘルマン・ゲーリング師団"・シュマルツ、
ヴァルター・"勝手に反逆部隊"・シュミット、
ヴォルフガンク・"夜戦No.1エース"・シュナウファー、
アダルベルト・"エレクトロ・ボート"・シュネー、
フェルディナント・"冷酷元帥"・シェルナー、
アダルベルト・"パンツァー"・シュルツと続き、
スコルツェニーと、空を見上げるヴォルフガンク・"コメート"・シュペーテが一緒だと、
なにか「UFOから降り立った男スコルツェニー」を思い出してしまいました。

シルベスター・"デア・フューラー連隊"・シュタドラー、
ヨハネス・"大火傷"・シュタインホフ、
グラーフ・"戦車伯爵"・シュトラハヴィッツ、
ラインハルト・"テディ"・ズーレンと「S」は、まぁ、大勢いますね。
シュトラハヴィッツで思い出しましたが、オットー・"泥まみれの虎"・カリウスは出てきません。
「T」に入ると個人的に好きなUボート艦長のエーリッヒ・トップ先生が登場。
「W」ではマキシミリアン・フォン・"B軍集団"・ヴァイクスとヒトラーの写真が好きです。
「総統・・。そ、そんな・・、どうやっても無理です・・」。
そして背後ではフォン・ゾーデンシュテルン参謀長が目を閉じて、もはや神に祈るのみ・・。

ヘルムート・"ベルリン防衛軍司令官"・ヴァイトリンク、
フリッツ・"ヒトラーユーゲント師団長"・ヴィット、
そしてミヒャエル・”ヴィレル・ボカージュ”・ヴィットマンは4ページと大きく、
何といってもグデーリアンと談笑するカラー写真はホント良いですね。
3巻通して、一番好きなのがこの写真です。
「どうかね。やっぱりティーガーは最高かね?」
「いやいや、ボクの腕ですよ。砲手もなかなかですけどね。ふっふっ・・」
だからグデーリアンとヴィットマンに興味あるのかなぁ・・。

最後に紹介するのは第12SS「ヒトラーユーゲント」の戦車野郎、マックス・ヴュンシェですが、
1939年の総統お誕生日会の写真です。
ヒトラーと握手するハインリヒ・"専属写真家"・ホフマンとテオドール・"ヤブ医者"・モレル、
そして右端のSS副官がヴュンシェです。
ちなみに奥に写っている2人はオットー・"新聞全国指導者"・ディートリヒと
カール・"T4作戦"・ブラントだそうで。。

やっぱりドイツ語に苦労しましたねぇ。
「ヒットラーと鉄十字章」とか、「鉄十字の騎士」、「ナチ独逸ミリタリー・ルック」などを
本棚から引っ張り出して、まるでウルトラセブンの「カプセル怪獣」のように助けを求めました。
しかし本書はamazonで結構安くなっています。
新品でもヴィトゲンシュタインが買ったときの半額くらいになってますねぇ。。
こういうのは、ちょっと悔しい・・。
Fritjof Schaulen著の「eichenlaubträger 1940-1945-Band Ⅲ」を読破しました。
柏葉騎士十字章受章者のカラー写真集の最終巻です。
アルファベット順で「R」~「Z」の受章者が対象となっていますが、
今回の表紙のメンバーはこんな感じです。
左上から、ヘルマン・"降下猟兵"・ラムケ、
クルト・"空挺将軍"・シュトゥーデント、
エルヴィン・"砂漠のキツネ"・ロンメル、
下はオットー・"最も危険な男"・スコルツェニー、クラウス・ショルツ、
フェリックス・"SSドイチュラント"・シュタイナー。
U-108艦長のショルツがわかった方はスゴイですね。優勝です。
今回も最初の20ページほどは各種勲章がカラー写真と共に解説されます。
前線での活躍ではなく、後方における戦功を挙げた者に授与される戦功十字章に、
ナルヴィク、ホルム、クリミア、デミヤンスク、クバンの各シールド、
アフリカ、クレタ、クーアラントの各カフタイトル。

各種突撃章、優秀ドライバー章、パルチザン掃討章にパイロット章、などなど、
細かく書かれていますがドイツ語なので読みきれないのが悔しい限り・・。

「R」の受章者はギュンター・"275機撃墜"・ラルに、
エアハルト・"第6戦車師団"・ラウス、
オットー・"7月20日反乱鎮圧"・レーマー、
ロタール・"クーアラント"・レンドリック、
ヴィルヘルム・フォン・"コンドル軍団"・リヒトホーフェンと続き、
ロンメルはさすがに5ページぶち抜きと別格の扱いです。
しかし、次のハンス=ウルリッヒ・"シュトゥーカ大佐"・ルーデルも3ページの扱いで、
この写真は例の唯一の、「黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士十字章」の写真かと思います。

それというのも、一つ等級が下のダイヤモンド付騎士十字章を受章したのが、
出撃回数1800回の時であり、この写真では
「2000回出撃・金・ダイヤモンド付空軍前線飛行章」を付けていることからなんですね。
パイロット章も金・ダイヤモンド付という、ほとんど成金兄ちゃんといった風貌ですが、
最終的には足を切断して、「金の戦傷章」まで手に入れる・・という恐るべき軍人です。。

ゲルト・フォン・"長老"・ルントシュテットが「R」を〆て、「S」の軍人へと移ります。
ディートリッヒ・フォン・"片眼鏡"・ザウケンに、
プリンツ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタインが登場。
「W」じゃなくて、正しくはザインの「S」です。
U-100のヨアヒム・シェプケは以前に紹介したカラー写真ですが、
やっぱりプリーンとクレッチマーは、ただ単にカラー写真が無いだけかも知れません。
さらにヴィルヘルム・"ヘルマン・ゲーリング師団"・シュマルツ、
ヴァルター・"勝手に反逆部隊"・シュミット、
ヴォルフガンク・"夜戦No.1エース"・シュナウファー、
アダルベルト・"エレクトロ・ボート"・シュネー、
フェルディナント・"冷酷元帥"・シェルナー、
アダルベルト・"パンツァー"・シュルツと続き、
スコルツェニーと、空を見上げるヴォルフガンク・"コメート"・シュペーテが一緒だと、
なにか「UFOから降り立った男スコルツェニー」を思い出してしまいました。

シルベスター・"デア・フューラー連隊"・シュタドラー、
ヨハネス・"大火傷"・シュタインホフ、
グラーフ・"戦車伯爵"・シュトラハヴィッツ、
ラインハルト・"テディ"・ズーレンと「S」は、まぁ、大勢いますね。
シュトラハヴィッツで思い出しましたが、オットー・"泥まみれの虎"・カリウスは出てきません。
「T」に入ると個人的に好きなUボート艦長のエーリッヒ・トップ先生が登場。
「W」ではマキシミリアン・フォン・"B軍集団"・ヴァイクスとヒトラーの写真が好きです。
「総統・・。そ、そんな・・、どうやっても無理です・・」。
そして背後ではフォン・ゾーデンシュテルン参謀長が目を閉じて、もはや神に祈るのみ・・。

ヘルムート・"ベルリン防衛軍司令官"・ヴァイトリンク、
フリッツ・"ヒトラーユーゲント師団長"・ヴィット、
そしてミヒャエル・”ヴィレル・ボカージュ”・ヴィットマンは4ページと大きく、
何といってもグデーリアンと談笑するカラー写真はホント良いですね。
3巻通して、一番好きなのがこの写真です。
「どうかね。やっぱりティーガーは最高かね?」
「いやいや、ボクの腕ですよ。砲手もなかなかですけどね。ふっふっ・・」
だからグデーリアンとヴィットマンに興味あるのかなぁ・・。

最後に紹介するのは第12SS「ヒトラーユーゲント」の戦車野郎、マックス・ヴュンシェですが、
1939年の総統お誕生日会の写真です。
ヒトラーと握手するハインリヒ・"専属写真家"・ホフマンとテオドール・"ヤブ医者"・モレル、
そして右端のSS副官がヴュンシェです。
ちなみに奥に写っている2人はオットー・"新聞全国指導者"・ディートリヒと
カール・"T4作戦"・ブラントだそうで。。

やっぱりドイツ語に苦労しましたねぇ。
「ヒットラーと鉄十字章」とか、「鉄十字の騎士」、「ナチ独逸ミリタリー・ルック」などを
本棚から引っ張り出して、まるでウルトラセブンの「カプセル怪獣」のように助けを求めました。
しかし本書はamazonで結構安くなっています。
新品でもヴィトゲンシュタインが買ったときの半額くらいになってますねぇ。。
こういうのは、ちょっと悔しい・・。
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ヴィト様こんにちは。
本当に魅力的な写真集で困りますねえ。w人物とか覚えるのに本当に重宝しそうですけども。 今調べたら、ドイツの定価ともうほとんど変わらない値段で日本でも買えるんですね。円安効果でしょうか。ここ数年円高だったので、帰国時に円安だと大変ありがたい話なのですが。
ルーデルの「急降下爆撃」があっという間に高値がついていて、もう手が届きません。w 再版しないのかなあ。。。
by IZM (2013-02-20 01:30)
この写真集は常に手の届くところに置いてあるほど重宝しています。
ボクのチェックしている限りでは、洋書はこの3,4年で3割くらい安くなった印象ですね。
>ルーデルの「急降下爆撃」
10年前の学研M文庫が、8743円ってのは・・!
ボクの持ってる1982年の朝日ソノラマでも、2956円。。
文庫でこれだけ高いのはないですね。。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-02-20 08:05)
こんばんは。いつもお世話になっております。
第三巻、お疲れ様でした!
いやーしかし素晴らしい写真集ですよね。おかげで同じ出版社の「Brillantentrager」や「Generalfeldmarschalle und Grossadmirale」なども立て続けに購入してしまいました。南米の通販会社恐るべし。
さすがにルーデルは古本でも別格なんですね。先ほど朝日ソノラマ版「急降下爆撃」を探してみたのですが本棚に・・・無い!実家かな?
ところで本題に戻りますが欲を言えばSS一のイケメン、マックス・ヴュンシシェのカラー・ポートレートを見たかったです。ちょっと危ない道を進んでますね・・・。
それにしてもこの本には各人の生没年も書いてあり、鮮明で生き生きとしている若くして戦死してしまった人の写真を見ると何とも言えない気分になります。軍人まで犯罪者呼ばわりする人たちもおりますが現在の価値観で当時の人たちの行動を単純に裁くのはいかがなものかと思います。
by レオノスケ (2013-02-20 22:48)
>同じ出版社の「Brillantentrager」や「Generalfeldmarschalle und Grossadmirale」なども立て続けに購入
おぉ・・、これは素晴らしい。。ボクも欲しくなってきました。
「Die deutsche Militärelite 1939 - 1945」も気になります。
マックス・ヴュンシェのカラー・ポートレートはいまだかつて見たことないですね。当時のカラー写真を撮る条件を知りたいところです。
>現在の価値観で当時の人たちの行動を単純に裁くのはいかがなものか
まったく同感です。ボクも根底にはそれがあって、ナチス時代に生きた人々・・ヒトラーの側近から、軍人、一般市民の考えを理解したいと思っています。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-02-21 10:52)