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決定版 20世紀戦争映画クロニクル [戦争映画の本]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

大久保 義信 著の「決定版 20世紀戦争映画クロニクル」を読破しました。

不思議なことに戦争映画ガイドブックってほとんど出版されておらず、知っている限りでは、
以前に紹介した「戦争映画名作選 -第2次大戦映画ガイド-」だけであり、
あの文庫が出版されたのが1995年ですから、実に20年ぶりといったトコでしょうか。
本書は「映画秘宝COLLECTION」として最近出た、239ページの一冊で、
単なるガイドブックとは違い、「クロニクル = 年代記」というのがポイントです。

戦争映画クロニクル.jpg

4部から成る本書、まずは第1部「第一次世界大戦」です。
そしてその第1章は「第一次世界大戦前史(1840年~1905年」であり、これは「はじめに」でも
書かれていますが、戦争というのは過去の戦争の結果が引き起こすことが多々あり、
第一次世界大戦を語るには「普仏戦争」を、それを語るには「クリミア戦争」を、
それを語るには「ナポレオン戦争」を・・、とやってると、17世紀まで簡単に遡ってしまうため、
1840年の「阿片戦争」をスタートとしています。

ということで、その「阿片戦争」が起こった経緯と、英国議会でも「破廉恥な戦争」と呼ばれた
展開を解説しながら、1997年製作の中国映画「阿片戦争」を紹介します。
すぐに20世紀に入ると、1904年の日露戦争についての解説と共に、
1969年の映画、「日本海大海戦」に触れ、「戦史劇の傑作だ」という評価です。
この章の最後は「戦艦ポチョムキン」(1925)で〆られますが、
ページ下部には監督、出演者に、DVD情報も廃盤、未発売など細かく記載され、
また戦争、事変が「年表」として掲載されつつ、その下に該当する戦争映画のタイトルというのは
後で振り返るときに重宝しそうですね。
白黒ながらも地図や写真も1ページに1枚程度、掲載されています。



第一次世界大戦の勃発っていうのは結構複雑で、本書でも2ページに渡って解説。
それに該当する映画は・・というとリチャード・アッテンボロー初監督の「素晴らしき戦争」(1969)で
「良くできた映画」と評価。あ~、コレ未見なんですよねぇ。
有名なクリスマス休戦なら「戦場のアリア」、日本が参戦すると2006年の「バルトの楽園」が・・。
「安っぽくなってしまった残念な映画」という一般的な評価ですね。



しかし、この本書の展開、よく考えてみると4年前に紹介した、
ヴィジュアル版 「決戦」の世界史 -歴史を動かした50の戦い-」のときのレビューと同じですね。。
あの時も、戦いを紹介しながら、勝手に「こんな映画がありました」・・なんてやってました。
ということは、世界史、特に戦争の世界史って映画で学んだことが多いってことであり、
本書のこのような構成はある意味、必然のようにも思えてきました。

こうして「アラビアのロレンス」(1962)、「ブルー・マックス」(1966)、「戦火の馬」(2011)、
ジョニーは戦場へ行った」(1971)など、3回は観た名作に1度も見てない有名映画、
はたまた無名のTVムービーも登場しながら進みます。



57ページから第2部の「日中戦争~太平洋戦争」です。
「戦争映画の傑作」という1970年の「トラ・トラ・トラ!」に始まり、
1957年の「戦場にかける橋」へと続きますが、後者についてはよく言われるフィクション部分に
言及しつつも、「今更どうでもいいが・・」といった論調です。



ガダルカナル島攻防戦は「シン・レッド・ライン」(1998)や、TVドラマ「ザ・パシフィック」(2010)。
フィリピン決戦ならグレゴリー・ペック主演の「マッカーサー」(1977)。
硫黄島攻防戦はイーストウッド監督の2作品以外に、ジョン・ウェイン主演の古い映画、
硫黄島の砂」(1949)も同列で紹介します。
最後の島となるのは「激動の昭和史 沖縄決戦」(1971)で、コレつい最近観たばっかりなんです。
なかなか良かったなぁ。今じゃ描けないようなリアルさが印象的でしたね。



人間魚雷出撃す」(1956)は、あのインディアナポリス号撃沈のお話。
回天搭乗員として石原裕次郎に長門裕之という「潜水艦映画の秀作」だそうです。
コレは見逃してた。松方弘樹 の「人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊」で満足していたもんで。。



終戦モノになると「日本のいちばん長い日」(1967)が登場。
コレも原作を読んで、今年、映画も観ました。
どっちも傑作と言って良いんじゃないでしょうか。



今夏、リメイク大公開!ですが、果たしてどんなモンでしょう??

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それから真岡郵便電信局事件の「樺太1945年夏 氷雪の門」(1974)も出てきました。
そういえば8月に「妻と飛んだ特攻兵」をTVドラマでやるそうです。妻は堀北真希ちゃん・・。
しかし女性と子供の避難民2000名にソ連戦車14両が襲い掛かり、逃げまどう避難民を
次々と轢き殺す・・という「葛根廟事件」のシーンはさすがに無理か・・。

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ちょうど半分、115ページからお待ちかねの第3部「第二次世界大戦」。
その第1章はやっぱり「大戦前史 ヨーロッパの新しい国境」であり、帝国が崩壊して、
新たに独立した国々も出てきますから、このあたりの歴史もシッカリと押さえています。
最初に登場するのがエストニア/フィンランド合作の「バルト大攻防戦」(2002)という映画で、
1918年のエストニア独立に伴い、ドイツ、フィンランド、反共ロシア軍、コサックにラトヴィア赤軍が
入り乱れた独立戦争を描いた秀作だそうです。コレ、観てみたいなぁ。



1920年のソ連・ポーランド戦争を描いた「バトル・オブ・ワルシャワ 大機動作戦」(2011)も
気になります。ポーランド映画ですが、例のスターリンとか、トハチェフスキーが活躍、
その因縁の始まりとなる戦いですからね。



イタリアでは1920年代にムッソリーニが台頭。
TVドラマ「ムッソリーニ 愛と闘争の日々」(1985)で、主役を演じるのは「パットン」こと、
ジョージ・C・スコットです。その他、ガブリエル・バーン、ロバート・ダウニー・Jrと、
なかなかの演技派が揃い踏みで、5時間越えでも楽しめそう。
同様にドイツでは、ロバート・カーライルが演じたTV映画「ヒットラー」(2003)と、
長いナイフの夜を描いた傑作といわれる「地獄に堕ちた勇者ども」(1969)を紹介します。

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そのナチスによってオーストリア併合となると、「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)です。
「ドレミの唄」が戦争映画かよと思う方もいるかもしれませんが、つい最近、初めて観ました。
長女に恋する男の子がヒトラーユーゲントぽくなって、最後はSAになって、家族を・・と、
楽しいミュージカルの中に、ナチスの暗雲立ち込める複雑な状況を見事に表現した傑作でした。

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ポーランド戦なら「戦場のピアニスト」(2002)と、「カティンの森」(2007)。
冬戦争を描いた「ウィンター・ウォー」(1990)はDVDも持ってます。
主人公の弟が砲弾でバラバラになっちゃうんだよなぁ・・。
1940年のドイツの西方戦勝利と、その占領地を描いたものなら「ダンケルク」(1964)、
デンマークのレジスタンスを描いた「誰がため」(2008)、
オランダならポール・ヴァーホーヴェン監督の「ブラックブック」(2006)と、
未公開の「ロッテルダム・ブリッツ ナチス電撃空爆作戦」(2012)ですが、
その空爆シーンは迫力はあるものの、恋愛ドラマなんだそうな・・。



ヴィシー政府を描いた戦時中の映画として「カサブランカ」(1942)も紹介し、
ユダヤ人狩りをするSS大佐を成敗した「イングロリアス・バスターズ」(2009)も・・。
「大西洋の戦い」の筆頭は、当然の如く「U・ボート」。何度見ても最高! 一家に一枚DVD!
しかし、なんでもリメイクされるとかいう恐ろしい噂がありますね・・。
それより古い映画としては「眼下の敵」(1957)や、「戦艦シュペー号の最後」(1956)、
ビスマルク号を撃沈せよ!」(1959)と名作が続きます。
やっぱり海の男の話に変なヤツは出てこないのかな。



「イギリスの戦い」の章になると、「空軍大戦略」(1969)が傑作と紹介され、
先日紹介したばかりの「殴り込み戦闘機隊」(1956)も出てきます。
撃墜されたドイツ空軍のヴェラ少尉の「脱走四万キロ」(1957)が英国で作られたのは、
「その不屈の闘志と冒険行が敵味方を問わずヒーローにしたのだ」と解説。



バトル・オブ・ブリテンが終わると、騎士道的ではない戦略爆撃モノへと移ります。
「メンフィス・ベル」(1990)に、マックイーンの「戦う翼」(1964)といった米軍モノでは、
指揮官の責任と限界を描いたグレゴリー・ペックの「頭上の敵機」(1949)を推しています。
妥当かな? 厳格な隊長が後半、精神に異常をきたす展開・・。良い演技でした。



ドレスデン 運命の日」(2006)については、ロマンスを絡めたせいで全体がグダグダに・・、
と辛口で、これなら断然「スローターハウス5」に軍配が上がるとしています。
あぁ、原作だけ読んで、映画観るの忘れてた。。



"ボマー"ハリスの英爆撃機隊を描いたものとしては、「暁の出撃」(1954)などを挙げ、
爆撃機隊は英米それぞれが5万名ずつもの戦死者を出したのだから、
米国が「戦略爆撃映画」数多く作ったことに納得する一方、
英国の場合は「特殊任務爆撃」を題材にしたものが多く、その理由として、
いかにも英国人好みな「趣味的作戦」を製作したと同時に、無差別都市爆撃が
道義的に問題があったという思いがあるからでは・・と分析します。



第4章は「北アフリカ、地中海、イタリア戦線」。
ナバロンの要塞」(1961)はフィクションだけども、ドイツ軍占領下を舞台にした傑作だとし、
砂漠の鬼将軍」(1951)は佳作という表現です。
でも戦後6年で米国がナチスの将軍の半生を描くっていうのもさすがロンメルの名声ですし、
個人的にも子供の頃にこの映画を観て、砂漠の狐を知りましたね。

偶然ですが、このような古い戦争映画が991円で限定発売中でした。
「戦後70年―今だから観るべきものがある。映画で振り返る第二次世界大戦厳選30タイトル」



ハンフリー・ボガートの「サハラ戦車隊」が1943年に製作されたっていうのも凄いですが、
西ドイツも1957年になって「撃墜王アフリカの星」を製作。
大好きな「パットン大戦車軍団」(1970)も前半はシチリアが舞台で、未見の映画では、
イタリア映画「炎の戦線 エル・アラメイン」(2002)が兵士目線の映画の傑作と好評価です。



同じ未見のイタリアものでは興味深いのが何作かありましたねぇ。
やがて来たる者へ」(2009)はSSが起こした「マルツァボット大虐殺」がテーマであり、
裂けた鉤十字」(1973)は同様に「アルデアティーネ洞窟の悲劇」が題材。
しかも主人公が苦悩するカプラーSS中佐で、演じるのはリチャード・バートンときたもんだ。



「独ソ戦」はちょっと大変です。。
バルバロッサ作戦に始まり、白ロシア占領、レニングラードにスターリングラード、
そしてベルリン攻防戦までを解説しつつ、9ページで該当映画を紹介するという力技。
戦火のナージャ」(2010)、「ディファイアンス」(2008)、「スターリングラード」(1993)、(2000)、
戦争のはらわた」(1975)といったDVDも持ってたり・・という映画もあれば、
炎628」(1985)、「ジェネレーション・ウォー」(2013)のように未見の作品も。
特にドイツのTV映画という「ジェネレーション・ウォー」は興味ありますね。

しかしソ連時代の映画も紹介され、ドイツ映画に、西側の英米の映画、最近の旧ソ連各国・・と、
同じ「独ソ戦」という括りにするのには、史実的にもややこし過ぎる気がしました。



連合軍ノルマンディ上陸・・となると、大定番の「史上最大の作戦」(1962)と、
プライベート・ライアン」(1998)。本書の表紙「特攻大作戦」(1967)は好きな映画ですが、
そのフランス女性版として、ソフィー・マルソーがSS女のコスプレを披露した
レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち」(2008)も紹介します。
興味深いところでは妻子をドイツ軍に殺された男がドイツ軍兵士をひとりずつ処刑していく
復讐劇、「追想」(1975)の元ネタは、あの「オラドゥール村大虐殺」だとか・・。



初期の007シリーズの監督、テレンス・ヤングが1950年に撮った「撃滅戦車隊3,000粁」は、
戦車映画の傑作であり、本物のヤークトパンターと、ティーガーⅠが登場するだけでなく、
ティーガーⅠに至っては本当に燃やしてしまうそうで、
映画のためにストラディバリウスをぶっ壊すようなものだと、戦後すぐに作られた映画の
豪快さを強調します。スゲーな・・。ちょっと観てみたい。。
おっと、先日亡くなったクリストファー・リーが出てるじゃないか!



パリは燃えているか」(1966)もようやくDVDが出ましたから、そのうち観てみるつもりですが、
逆に観たくないのが、「アウシュヴィッツ行 最終列車」(2006)で、
その列車内部に焦点を絞り、悲惨をとおり越した極限状態に、嬉しそうにユダヤ人を虐殺する
ウクライナ人SSのエピソード・・。若い頃はスプラッター映画も好きだったのに、
最近は、血が出る、腹が減る・・といった映画は苦手になってきました。



遂に「最終戦」。
遠すぎた橋」(1977)から、「バルジ大作戦」(1965)、「大脱走」(1963)はココで紹介。
その他にも「レマゲン鉄橋」(1968)、「」(1959)、最近話題となった「フューリー」(2014)、
もちろん「ヒトラー 最期の12日間」(2004)も出てきますが、そのなかでも明確に描かなかった
ソ連兵のベルリン女性に対する強姦を扱った「ベルリン陥落1945」(2008)で終了します。



それにしてもですねぇ。未公開の戦争映画がDVDで続々とリリースされるのは良いですが、
大袈裟なタイトルとパッケージはなんとかしてもらいたいモンです。
ここまで読んでも、そのような内容との乖離がある映画が何本かありましたし、
せっかくストーリーが良くても、騙された感は拭えません。
典型的な例で紹介すると、「ベルリン陥落 1945」は、原題が「ベルリンの女」であり、
オリジナルのパッケージはこんな感じです。

A WOMAN IN BERLIN.jpg

これが日本のDVDになると・・・、



もうハッキリいって詐欺ですね。でも良い映画ですよ。DVD持ってますし。

第4部は「冷戦時代のアジア騒乱」で、朝鮮戦争やベトナム戦争が主たるターゲット。
特に有名な映画が多いベトナムもの、それらはすべて載っているといって良いでしょう。
あの映画ってベトナム戦争だったの?? なんてことにはならないですから、
今回はザックリ割愛しちゃいます。
ちなみに個人的No.1は、「フルメタル・ジャケット」(1987)じゃなくて、「プラトーン」(1986)です。
定番すぎてスイマセン・・。



そういえば「鷲は舞いおりた」(1976)はなかったような・・? フィクションだからかな。
まぁ、原作と俳優陣は完ぺきなんですが、悲しいかなテンポと迫力に欠ける映画なんですよねぇ。
また好きな戦争映画のひとつに「ブラックホーク・ダウン」(2001)があり、
冷戦の終わった1993年のソマリアが舞台と、20世紀にも関わらず、本書の対象外でした。
おっとコレ原作ありましたか。今度、読んでみよう。



戦争映画を評価するとき、それが史実かどうか、兵器や軍装の考証は正しいか?
といったことをまず第一に重要視する人がいますが、
戦争映画といっても「娯楽映画」の範ちゅうにあるジャンルのひとつであって、
映画という意味では、脚本(ストーリー)、演技、監督の思惑(脚色)、
次にテンポの良いカットなどの編集、名作映画に付きものの音楽が重要だと考えます。

あくまで、観終わって「いや~、映画ってホントに良いもんですねぇ」と思える映画が名作であり、
戦争映画もドキュメンタリーでない限り、そのように評価されるべきだと・・。
史実かどうか、軍装は・・? などというのは個人的にオプションであり、
2回目の鑑賞以降にチェックする程度ですから、その2回目すら観る気にならなければ、
どれだけ頑張ってる映画でも確認のしようがありません。
そういう意味で「大脱走」も「戦場にかける橋」も映画として素晴らしい作品だと思います。

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もちろん戦争映画ですから、戦闘シーンがあまりにショボければ興ざめになりますけど、
予算の関係もありますし、当時を完全に再現するのは大変です。
その筆頭が「バルジ大作戦」でしょう。
まぁ、現存するケーニッヒスティーガーが無いんだから、アレはアレで良いと思いますね。
もし今、あの映画をリメイクするなら、CGをタップリ使った迫力あるシーンになるでしょうが、
ロバート・ショウ演じるヘスラー大佐を筆頭に、今の役者さんたちでアレを超える映画になるかは?
より史実に忠実にと、ヨッヘン・パイパー似の可愛い顔したヘスラー大佐なんて嫌だしなぁ。

Battle of the Bulge.jpg

というわけで、本書は「あの戦いは映画になってるのかな?」という風に調べるガイドブックです。
このようなことから、結果的に観たい映画がかなり増えてしまいました。
あの映画ってこんな内容だったのね・・的な、目から鱗のパターンですね。
当然ながら、本書を期待外れと立腹する人もいるでしょう。
戦争の世界史を知りたいんじゃなくて、映画の中身、☆での評価を求める人ですが、
残念ながら本書はそのような人向きではありませんので注意が必要です。。

巻末に「さくいん」があったので、ざっと見たところ「350本」くらいが紹介されているようですね。
また最後に「戦争映画をより深く知りたいと思った読者の方に・・」と参考書籍を挙げていました。
このBlogでも紹介した本が何冊かありますので、抜粋してみましょう。

第二次世界大戦ブックス」・・一部に古くなった情報もあるが内容は今尚、色褪せない。
ヒトラーの戦い①~⑩」・・ヒトラーを軸に描いた大作。欧州戦線を掴むにはこの1本で充分。
誰にも書けなかった戦争の現実」・・最前線兵士の心理を扱った、必読のドキュメント。
電撃戦という幻」・・フランス戦の真相を軍事サイエンスから分析した大作で、必読。
最強の狙撃手」・・軍事作戦における狙撃兵の戦術/目的を教えてくれる好著。








タグ:戦争映画
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