おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国- [番外編]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
宮田 珠己 著の「おかしなジパング図版帖」を読破しました。
去年の4月に出た192ページの本書は、神保町の三省堂に山積みになっていて
ちょっと立ち読みしたことを覚えています。
モンタヌスという名前は知りませんでしたが、どこか見たことのある図版で、
簡単に言えば、17世紀の鎖国時代の日本を想像で描いたものです。
当時、ヨーロッパで日本がどんな国だと思われていたのか・・?
またはタイトルどおり、シュールな図版そのものを楽しんでみる・・。
いずれにしても、気になる一冊ですから、
エイプリルフール・スペシャルとして紹介してみましょう。

「はじめに」では、モンタヌスについて簡単に述べられています。
1625年アムステルダム生まれで、教科書や歴史書など多くを出版。
1669年にオランダ使節の「江戸参府日記」や、その他の報告を元に通称「日本誌」を出版。
90点以上の挿絵を含むことで、日本のイメージが視覚的に伝わるようになったそうです。
しかし致命的な問題は、モンタヌス本人が日本に来なかったことと、
その挿絵も、絵描き職人が手持ち資料や文章から描いたということです。

とは言ってもモンタヌスの「日本誌」が日本を描いた最初というわけではなく、
1641年まで日本に滞在したフランソワ・カロンが1661年に「日本大王国志」を出版し、
本書にも「切腹」の挿絵が掲載されていました。
アルファベットが振られていて、Aが切腹する人、Bが介錯人、Eが僧侶、Fが近親者、
両端に沢山いるGは見物人です。。こんなに観られているのか・・。

「オランダ使節 珍妙な旅をする」の章では、謎の「オウネワリ城」が登場します。
小倉から豊後を経て、長崎に向かう途上で通過した城だそうで、
川に面した岩山に建つ、実に不気味なお城ですね。
次のページには九州のスモンギ(Smongy)にあるとされるオンナイス(Onnays)宮殿が。。
モンタヌスの地名表記は誤りが多く、これらはどこの城だかは不明だそうな・・。

本書の表紙、帯の上に絵が描かれているのは「使節を出迎える奉行の行列」です。
不思議な車輪のと派手な屋根の馬車はインパクト充分。
「へんてこな人々」として紹介されるのは「上流婦人」。
大きな扇を持った婦人に、下男の差す傘にスッポリと隠れた婦人。。
傘には覗き窓が付いているようですが、なんというか、火星人のようにも見えますし、
ついつい「きのこの山」を食べたくなりますね。

「武士と呼ばれる戦士たちの世界」では、「銃を担ぐ近衛兵」が良い味出してます。
本書では章の最初に2ページ程度の解説が書かれているほか、
図版ごとにキャプションというか、説明書きが書かれています。
しかしコレが、「どこか日本離れしている」とか、「微妙にズレていて面白い」、
「まるで中国のよう」、「微妙な違和感がある」、「でたらめである」、
「先端にイガイガのついた棒はなんだろう」、「微妙に変」という表現のオンパレードで、
説明と言うより、ヴィトゲンシュタインを含む「一般読者の単なる感想」レベルです。
タイトルからして、面白おかしく紹介したいのかも知れませんが、ちっょとなぁ。。

中盤には「ヨーロッパ人によるおもしろ日本地図」と題するコラムが・・。
日本を描いた最初の地図と呼ばれる1459年の「世界図」からカラーで紹介します。
言われなければとても日本とは思えないほど、形もメチャクチャですが、
1592年の「テイセラの日本図」になると、かなり日本らしくなります。
しかし北海道の存在は否定・・。
ヴィトゲンシュタインのせいではありませんが、北海道の方、なんかスイマセン。。

1621年になってヨーロッパの地図に北海道が登場しますが、これが実に壮大です。。
本州の2.5倍くらいありそうですね。

モンタヌスも「切腹」を描いていました。
腸がドロ~ン・・と飛び出して苦悶の表情を浮かべた、生々しい図版です。
個人的に気になるのは、右後方で両手を挙げて興奮し、制止されている人物です。
近親者なのか、エキサイトした見物人なのか・・??

長崎の「平戸城」はなかなか、それらしい雰囲気がありますね。
石垣や門なども日本らしく描かれていますが、モンタヌスの本文には、
「塔は7層にてピラミッド形を成し、先端に至るに従って次第に小さくなり・・」と書かれています。

「モンタヌス日本誌」は1925(大正14)年に翻訳されており、amazonでも古書が売っていました。
87,999円です。ひえ~・・。

また、2004年には柏書房から、「モンタヌス「日本誌」英語版」が出ていて、
これは図版96点を収録したフォリオ判(原寸大判)での完全復刻の英語版と、
復刻した1925年の日本語版のセットのようです。
定価は147,000円也・・。約15万円です。

「得体の知れない宗教」になると、モンタヌスの中でもインパクトNo.1かも知れない、
秀吉によって京都に建造された方広寺の大仏が登場します。
この大仏について調べてみると、16mの東大寺の大仏を凌ぐ、19mもの巨大さで、
1595年に建造されたものの、翌年の慶長伏見地震によって倒壊したそうです。
その後、再興されますが、1662年の地震で再び倒壊・・。
1667年に木造で再興されますが、1798年に落雷による火災で焼失・・。
「木をもって作られ、漆喰を塗り、銅を持って蔽い、二重の鍍金をなせるもの・・」
と、モンタヌスの本文には書かれているので、1代目か2代目の大仏でしょうか。

Bカップはあろうか・・という大仏も魅力的ですが、その手前両側で、
「門の両側に二つの恐るべき悪魔の巨像があり、手には小剣を持ち、腰には大剣をおび、
互いに睨み合いて、今や戦わんと構うるの如し・・」と、
読んだだけで仁王像と想像できる、この悪魔の巨像が可愛らしい。。
手はいっぱいあるし、武器を沢山抱えて、西洋のやんちゃな悪魔っぽいですね。
ちなみに隣の獅子像は「狛犬」のようです。

「観音像」になると、お魚の口から出てきました。

ここら辺りはもう、絵描き職人もヒンドゥー教とゴチャゴチャになっているようで、
ヒンドゥー教の神、ヴィシュヌの化身「マツヤ」と瓜二つ。

大阪にあるとされる「ヨーシー・グサルの殿堂」の猪顔の謎の神。
踏みつけられた鬼の切ない顔が印象的です。

しかしこれもやっぱり、ヴィシュヌの化身「ヴァラーハ」のパクリなのでした。。

江戸市内にあったとされる「黄金阿弥陀像」は、阿弥陀様が犬となってしまいました。
「頭は犬の如く、長い耳がある」との記述があるようですが、
著者は「犬の如く長い耳」という意味ではないか??と推察しています。

確かに阿弥陀如来像は耳たぶがベロ~ンと垂れ下がってますからねぇ。超福耳。

「ブサ像」のブサとは「仏陀」のことだそうですが、もはや説明不可能・・。

最後の章は日本で起こった歴史的事件が題材です。
1657年3月2日に江戸で発生し、江戸城天守閣も焼け落ちた「明暦の大火」。

そして織田信長が都から一哩離れたヅボ(Dubo)という村に美麗なる殿堂を建て、
そこに自己の肖像を置いたという、「信長像」。
かなりの美形男子ですね。

本書はモンタヌスの図版だけに特化したものではなく、
また、「研究書」といった類でもありません。
目線は現代の一般的な日本人であり、その可笑しさを突っ込もうというもので、
以前からモンタヌスをご存知で、真面目にモンタヌスを勉強したいという方には
不向きな一冊と言えるかも知れません。
しかし、著者の思いは一般の人にモンタヌスを広く知ってもらうことのようですから、
その意味ではある程度、成功していると言えるでしょう。
なんと言ってもオリジナルの本が高いですから。。
それにしても、無性に「きのこの山」が食べたくなりました。昔から大好きなんです。
最近、「大人のきのこの山」というのも売ってるんですが、買うのが恥ずかしい。。


宮田 珠己 著の「おかしなジパング図版帖」を読破しました。
去年の4月に出た192ページの本書は、神保町の三省堂に山積みになっていて
ちょっと立ち読みしたことを覚えています。
モンタヌスという名前は知りませんでしたが、どこか見たことのある図版で、
簡単に言えば、17世紀の鎖国時代の日本を想像で描いたものです。
当時、ヨーロッパで日本がどんな国だと思われていたのか・・?
またはタイトルどおり、シュールな図版そのものを楽しんでみる・・。
いずれにしても、気になる一冊ですから、
エイプリルフール・スペシャルとして紹介してみましょう。

「はじめに」では、モンタヌスについて簡単に述べられています。
1625年アムステルダム生まれで、教科書や歴史書など多くを出版。
1669年にオランダ使節の「江戸参府日記」や、その他の報告を元に通称「日本誌」を出版。
90点以上の挿絵を含むことで、日本のイメージが視覚的に伝わるようになったそうです。
しかし致命的な問題は、モンタヌス本人が日本に来なかったことと、
その挿絵も、絵描き職人が手持ち資料や文章から描いたということです。

とは言ってもモンタヌスの「日本誌」が日本を描いた最初というわけではなく、
1641年まで日本に滞在したフランソワ・カロンが1661年に「日本大王国志」を出版し、
本書にも「切腹」の挿絵が掲載されていました。
アルファベットが振られていて、Aが切腹する人、Bが介錯人、Eが僧侶、Fが近親者、
両端に沢山いるGは見物人です。。こんなに観られているのか・・。

「オランダ使節 珍妙な旅をする」の章では、謎の「オウネワリ城」が登場します。
小倉から豊後を経て、長崎に向かう途上で通過した城だそうで、
川に面した岩山に建つ、実に不気味なお城ですね。
次のページには九州のスモンギ(Smongy)にあるとされるオンナイス(Onnays)宮殿が。。
モンタヌスの地名表記は誤りが多く、これらはどこの城だかは不明だそうな・・。

本書の表紙、帯の上に絵が描かれているのは「使節を出迎える奉行の行列」です。
不思議な車輪のと派手な屋根の馬車はインパクト充分。
「へんてこな人々」として紹介されるのは「上流婦人」。
大きな扇を持った婦人に、下男の差す傘にスッポリと隠れた婦人。。
傘には覗き窓が付いているようですが、なんというか、火星人のようにも見えますし、
ついつい「きのこの山」を食べたくなりますね。

「武士と呼ばれる戦士たちの世界」では、「銃を担ぐ近衛兵」が良い味出してます。
本書では章の最初に2ページ程度の解説が書かれているほか、
図版ごとにキャプションというか、説明書きが書かれています。
しかしコレが、「どこか日本離れしている」とか、「微妙にズレていて面白い」、
「まるで中国のよう」、「微妙な違和感がある」、「でたらめである」、
「先端にイガイガのついた棒はなんだろう」、「微妙に変」という表現のオンパレードで、
説明と言うより、ヴィトゲンシュタインを含む「一般読者の単なる感想」レベルです。
タイトルからして、面白おかしく紹介したいのかも知れませんが、ちっょとなぁ。。

中盤には「ヨーロッパ人によるおもしろ日本地図」と題するコラムが・・。
日本を描いた最初の地図と呼ばれる1459年の「世界図」からカラーで紹介します。
言われなければとても日本とは思えないほど、形もメチャクチャですが、
1592年の「テイセラの日本図」になると、かなり日本らしくなります。
しかし北海道の存在は否定・・。
ヴィトゲンシュタインのせいではありませんが、北海道の方、なんかスイマセン。。

1621年になってヨーロッパの地図に北海道が登場しますが、これが実に壮大です。。
本州の2.5倍くらいありそうですね。

モンタヌスも「切腹」を描いていました。
腸がドロ~ン・・と飛び出して苦悶の表情を浮かべた、生々しい図版です。
個人的に気になるのは、右後方で両手を挙げて興奮し、制止されている人物です。
近親者なのか、エキサイトした見物人なのか・・??

長崎の「平戸城」はなかなか、それらしい雰囲気がありますね。
石垣や門なども日本らしく描かれていますが、モンタヌスの本文には、
「塔は7層にてピラミッド形を成し、先端に至るに従って次第に小さくなり・・」と書かれています。

「モンタヌス日本誌」は1925(大正14)年に翻訳されており、amazonでも古書が売っていました。
87,999円です。ひえ~・・。

また、2004年には柏書房から、「モンタヌス「日本誌」英語版」が出ていて、
これは図版96点を収録したフォリオ判(原寸大判)での完全復刻の英語版と、
復刻した1925年の日本語版のセットのようです。
定価は147,000円也・・。約15万円です。

「得体の知れない宗教」になると、モンタヌスの中でもインパクトNo.1かも知れない、
秀吉によって京都に建造された方広寺の大仏が登場します。
この大仏について調べてみると、16mの東大寺の大仏を凌ぐ、19mもの巨大さで、
1595年に建造されたものの、翌年の慶長伏見地震によって倒壊したそうです。
その後、再興されますが、1662年の地震で再び倒壊・・。
1667年に木造で再興されますが、1798年に落雷による火災で焼失・・。
「木をもって作られ、漆喰を塗り、銅を持って蔽い、二重の鍍金をなせるもの・・」
と、モンタヌスの本文には書かれているので、1代目か2代目の大仏でしょうか。

Bカップはあろうか・・という大仏も魅力的ですが、その手前両側で、
「門の両側に二つの恐るべき悪魔の巨像があり、手には小剣を持ち、腰には大剣をおび、
互いに睨み合いて、今や戦わんと構うるの如し・・」と、
読んだだけで仁王像と想像できる、この悪魔の巨像が可愛らしい。。
手はいっぱいあるし、武器を沢山抱えて、西洋のやんちゃな悪魔っぽいですね。
ちなみに隣の獅子像は「狛犬」のようです。

「観音像」になると、お魚の口から出てきました。

ここら辺りはもう、絵描き職人もヒンドゥー教とゴチャゴチャになっているようで、
ヒンドゥー教の神、ヴィシュヌの化身「マツヤ」と瓜二つ。

大阪にあるとされる「ヨーシー・グサルの殿堂」の猪顔の謎の神。
踏みつけられた鬼の切ない顔が印象的です。

しかしこれもやっぱり、ヴィシュヌの化身「ヴァラーハ」のパクリなのでした。。

江戸市内にあったとされる「黄金阿弥陀像」は、阿弥陀様が犬となってしまいました。
「頭は犬の如く、長い耳がある」との記述があるようですが、
著者は「犬の如く長い耳」という意味ではないか??と推察しています。

確かに阿弥陀如来像は耳たぶがベロ~ンと垂れ下がってますからねぇ。超福耳。

「ブサ像」のブサとは「仏陀」のことだそうですが、もはや説明不可能・・。

最後の章は日本で起こった歴史的事件が題材です。
1657年3月2日に江戸で発生し、江戸城天守閣も焼け落ちた「明暦の大火」。

そして織田信長が都から一哩離れたヅボ(Dubo)という村に美麗なる殿堂を建て、
そこに自己の肖像を置いたという、「信長像」。
かなりの美形男子ですね。

本書はモンタヌスの図版だけに特化したものではなく、
また、「研究書」といった類でもありません。
目線は現代の一般的な日本人であり、その可笑しさを突っ込もうというもので、
以前からモンタヌスをご存知で、真面目にモンタヌスを勉強したいという方には
不向きな一冊と言えるかも知れません。
しかし、著者の思いは一般の人にモンタヌスを広く知ってもらうことのようですから、
その意味ではある程度、成功していると言えるでしょう。
なんと言ってもオリジナルの本が高いですから。。
それにしても、無性に「きのこの山」が食べたくなりました。昔から大好きなんです。
最近、「大人のきのこの山」というのも売ってるんですが、買うのが恥ずかしい。。
ええええ、面白www モンタヌスってはじめて知りました。
でもなんか、今のドイツ人の若い絵師見てると、着物に変なサンダルはいてる絵とか、侍の話の漫画なのに、中国みたいな建物とか、ごちゃごちゃになっててw、あんまりここから進歩してない気がしますよwww むしろ昔の自由度が楽しいですね。 鎖国がもたらす摩訶不思議な作用ですね。
だんなが先日ヒンズー教の3DアニメのDVD買ってたんですが、あおり文句が「アバターミーツアラジン」で引いてしまいました。
大人のきのこの山もこれまた初耳でした。www
by IZM (2014-04-02 00:29)
日本が舞台のハリウッド映画でさえ、違和感タップリの独特の雰囲気になりますし、外国人向けのお土産のデザインなんかでも、京都・奈良と東京タワー、そして富士山がごったまぜになってますしね。
ヒンズー教の3DアニメのDVDって、まったく想像が付きません・・。
「大人のきのこの山」。勇気出して買って、持っていきます。
by ヴィトゲンシュタイン (2014-04-02 11:33)
ヴィトゲンシュタイン様、こんばんは。
これまた、凄い内容ですね。
とても人間の住む世界とは思えません。
「ニンジャ・スレイヤー」の世界の数百年前はこんなだったのでしょうか…
アイエエエ!(すみません、つい)
こちらでヒンドゥーの神々の画像が見られるというのは何とも新鮮でした。
早速書店にあたってみることにします。
by でんこう (2014-04-05 03:43)
でんこうさん。おはようございます。
>「ニンジャ・スレイヤー」の世界の数百年前はこんなだったのでしょうか…アイエエエ!
うえっ、全然、意味が分からなかったので、朝っぱらから調べてしまいました。
コレは面白そうですね。
今のところボクの好きな「仮面の忍者 赤影」と、「ブレードランナー」が合体したようなイメージを持ちました。
小説とマンガとあるようですが、早速、書店で物色してみます。
by ヴィトゲンシュタイン (2014-04-05 08:05)
ヴィトゲンシュタイン様、こんばんは。
どうも恐縮でございます。
「オンナイス」宮殿とか「オウネワリ城」とか、地名の語感もそっくりだったもので…
赤影とブレードランナー、まさしくそのイメージです。
ニンジャスレイヤーはキワモノめいた雰囲気でジョークの分からない人達からは敬遠されているようですが、バイオレンスやブラックジョークだけでなく、色々な要素を散りばめた娯楽性の高い作品です。
こちらは単行本未収録ですが、ニンジャスレイヤーの世界観がよく分かるエピソードです。
短いので、よろしかったらどうぞ。
『デイ・オブ・ザ・ロブスター』
http://togetter.com/li/200310
by でんこう (2014-04-05 19:14)
>赤影とブレードランナー、まさしくそのイメージです。
いや~、いいじゃないですか。なんかサイバーパンクな感じですね。18歳の頃、「ニューロマンサー」を苦労して読んだのを思い出しました。
リンク先、これからじっくり拝見します。
by ヴィトゲンシュタイン (2014-04-05 20:31)