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ウォッチ・ザ・パンツァー -博物館に現存するドイツ戦車実車写真集- [パンツァー]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

笹川 俊雄 著の「ウォッチ・ザ・パンツァー」を読破しました。

4月に靖国神社内にある「遊就館」に初めて行ってきたという話は、
桜花―極限の特攻機」の記事でも書きましたが、
いろいろと興味深い展示物もあり、また、考えさせられることも多く、
全部見て回るのに、端折ったつもりでも2時間半かかりました。
そんな展示品のなかでも、九七式中戦車を見て、結構、デカいなぁ~」とビックリ。
良く考えてみたら、展示されていたゼロ戦とか、回天なんかもそうですが、
本物の戦車を見るのは初めてだったのでした。
という経緯で、以前から気になっていた2008年に出たオールカラーで127ページ 、
定価4000円の本書の綺麗な古書をちょうど半額で購入してみました。

ウォッチ・ザ・パンツァー.jpg

2ページには目次、3ページには早くもⅠ号戦車のカラー写真が登場します。
この手の本では、まず最初にドイツ軍戦車開発の歴史・・みたいなのが
3ページほど続くのが常ですが、そういうメンドクサイのは一切なし!
本書を読むのは戦車マニアか、モデラーであるという前提のようです。
そして目次にも写真が4枚あり、第1次大戦時の最初のドイツ戦車「A7V」のカラー写真。
これはかの有名なドイツの「ムンスター戦車博物館」の展示品だそうです。

A7V im Panzermuseum Munster.jpg

そしてⅠ号戦車の解説も簡単に・・。面白いのは仕様や性能、生産台数の他に、
「A型が3両、B型が3両、B型ベースの指揮戦車が1両・・」と、
現存数を細かく解説しているところですね。

約650両が生産されたⅡ号戦車も現存するのは8両のみ。。
同じⅡ号戦車でもL型ルクスは別扱いで、紹介される2両のうち1両は
英国軍に鹵獲された英国ボービントンの「RAC戦車博物館」のもの、
もう1両はノルマンディ戦線のスクラップヤードに放置されていたものを
走行可能なまでにレストアした、フランスの「ソミュール戦車博物館」のものだそうです。

ウォッチ・ザ・パンツァー_ルクス.jpg

続いてⅡ号戦車の自走砲。
7.5㎝ Pak40を搭載したマーダーⅡと、10.5㎝榴弾砲を積んだヴェスペ
自走砲は外見だけではなく、オープンな戦闘室の状態もマニアには重要のようです。

Ⅲ号戦車は5300両も生産されたのに、現存数はわずか15両。
ただし、1つの博物館がガメているわけではないので、米国の「パットン戦車博物館」、
「アメリカ陸軍兵器博物館」、そして写真はないものの「デンマーク軍事博物館」に
「ノルウェー軍事博物館」など、あちらこちらで展示されています。

Ⅲ号突撃砲はドイツ軍戦闘車両では最多の1万両以上が生産。
しかし初期の短砲身型になると現存するのは3両のみ。
359両作られた43口径7.5㎝砲を搭載したF型は「ブリュッセル戦車博物館」にあるのが
世界で唯一の1両で、迷彩も良い感じです。これぞまさにⅢ突!
でも側面にシュルツェンを付けた「ソミュール戦車博物館」や、
ドイツの「コブレンツ国防技術博物館」のG型も全然、負けていません。

StuG.III_Wehrtechnisches_Museum_Koblenz.jpg

8500両が生産されたドイツ軍の主力、Ⅳ号戦車
現存数はD型2両、G型3両、H型10両、J型12両ということですね。
「ムンスター戦車博物館」のG型は、北アフリカ戦線で英軍に鹵獲され、
長く「RAC戦車博物館」に展示されていたものが1960年にドイツに寄贈されたもので、
鹵獲されたときのダークイエローの塗装そのままに、
第15装甲師団第8中隊のマーキングも描かれ、状態とても良いそうです。
ちなみに表紙のⅣ号戦車は、ブリュッセル戦車博物館」のJ型です。

Panzerkampfwagen IV_Munster.jpg

8.8㎝砲のナースホルン、15センチ重榴弾砲を搭載したフンメルと、こちらも自走砲。
前者が2両、後者は4両と、ホント現存数って少ないんですねぇ。
しかし砲塔が自力で着脱可能な、あのホイシュレッケが、
「アメリカ陸軍兵器博物館」に現存しているのには驚きました。
でもせめて例のアームを使ってる状態にしてほしい。。

Heuschrecke 10_Aberdeen.JPG

Ⅳ号戦車の車体を使ったシリーズはまだまだ続きます。
突撃戦車ブルムベアは3両が現存し、対空戦車もメーベルヴァーゲンにヴィルベルヴィント。
オストヴィントは残念ながら絶滅してしまったそうです。

Wilberwind_Borden Military MUSEUM.jpg

Ⅳ号駆逐戦車は4両が現存しています。
特にムンスターの1両はツィンメリットコーティングに、側面にはシュルツェンも装着。
オリジナルではないものの3色迷彩が施され、実に完成された美しさを感じます。

Jagpanzer IV_Panzermuseum Munster.jpg

さぁ、70ページ目からはⅤ号戦車パンターの登場です。
ここまで一気読みしてきましたが、後半の盛り上がりに向けて、敢えて一休み・・。
III号戦車って全長6.4m、重量22t。II号戦車が全長4.8m、重量9tということは
「遊就館」で見た九七式中戦車は全長5.5m、重量15tですから、
ちょうどII号、III号戦車の半分の大きさなんだなぁ・・などと妄想してみます。。

Type 97 CHI-HA _United States Army Ordnance Museum.jpg

6000両作られたパンターの現存数は18両で、オランダやスイスでも展示されています。
ドイツの「ジンスハイム博物館」のA型は走行可能なまでレストアされ、
パレードなどに参加しているそうな・・。
また「ソミュール戦車博物館」のA型も、夏の軍事パレードで軽快な姿を見せるとか。

Panther_musee-des-blindes-de-saumur.jpg

このようにスクラップ同然の戦車を新品同様にまでレストアする博物館もあれば、
ヴィルベルヴィントの写真、カナダ「ボーデン陸軍博物館」のように広い敷地に野外展示し、
管理人すら存在せず、塗装も落ちて保存状態が悪くなるところも・・。
ただ、コレはコレで戦車の上に乗ったり、「触れ合い」は可能ですね。

「ソミュール」の完璧で唯一のベルゲパンターが紹介された後は、ヤークトパンターです。
作られた417両のうち、6両が現存。これも「ソミュール」は良い仕事しています。
あ~「ヤークトパンター戦車隊戦闘記録​集」買わないと・・。

Jagdpanther_musee-des-blindes-de-saumur.jpg

86ページからⅥ号戦車ティーガーⅠ
生産された1354両のうち、わずか5両が残っているのみです。
ジンスハイム、RAC、クビンカ、ソミュールと独英仏ソの博物館に、
ノルマンディ海岸にモニュメントとして展示されているそうですが、
コレは以前に写真をUPしていますね。

そうそう、ノルマンディといえば、日曜に何年振りかで見た「パネルクイズ アタック25」で
『ノルマンディ上陸作戦の連合軍司令官で、第34代米大統領といえば誰?』
という問題が出題されました。そして、ピッピッピッピッブー!と誰も答えられず・・。
ちょっと唖然としつつ、寂しいような、不思議な気持ちになりました。。

Tiger I E aus Saumur.jpg

ティーガー派生形では、個人的に好きなシュトルムティーガー
クビンカとジンスハイムに2両、現存していますが、
12.8㎝カノン砲を搭載した自走砲、通称シュトゥーラー・エミールというのが1両、
クビンカに展示されています。最強の対戦車兵器とありますが、なんだコリャ??

12.8cm sf. l61 sturer_emil_kubinka.jpg

77両が生産されたヤークトティーガーは、クビンカ、アメリカ陸軍兵器博物館、RACに展示。
個人的趣味ではRACの迷彩が好きですが、ドイツにはないってことですね。

こうしてようやく大御所、ティーガーⅡの御姿が・・。
生産数489両で8両が保存・展示されています。
うちRACに展示されているものが唯一のポルシェ砲塔であり、その他はヘンシェル砲塔です。
ベルギーのラ・グレースの1両は、「バルジの戦い」で紹介しましたね。
ソミュールの1両は、パンターと同様、式典で豪快に走り回り、
米国から帰ってきたムンスターの1両は、SS第501重戦車大隊の121号車なのに、
なぜか321号車に変身。



コレがトリを務めるかと思いきや、まだフェルディナンドがありました。
1944年2月に呼称がエレファントに変更されたのは知っていましたが、
この時期に前方機銃の装備など改修が施されたことから、
初期型をフェルディナンド、後期型をエレファントと区別する場合も多いそうです。
こちらは90両のうち、生残りは2両です。

それから35(t)と、38(t)戦車
「たくさん打ちこまれたリベット。モデラー泣かせの部分でもあり、
最大の見せ場でもあるだろう」というキャプションが泣けますねぇ・・。

PzKpfw. 38(t).jpg

と、くれば続くのは38(t)軽駆逐戦車ヘッツァーです。
その優秀さゆえ、戦後もチェコ陸軍やスイス陸軍でも使用されたようで、
各国で見ることができるそうです。

自走砲のマーダーⅢが3両、同じく15㎝歩兵砲搭載のグリレが1両現存。
最後の最後にはクビンカに展示されている「ヴァッフェントレーガー」が紹介されます。
大戦末期に実戦投入された8.8㎝ Pak43を搭載したその名の通りの武器運搬車で、
こんなのは知りませんでしたが、ロシア軍に丁寧に鹵獲されたようです。

Waffenträger 8,8 cm Krupp Ardelt.jpg

と、このような世界各国の戦車博物館16ヵ所を住所や展示車両と共に紹介。
しかしいきなり「クビンカに展示されているマウス」の写真が・・。スゲ~な、クビンカ・・。
ただし、写真によっては1997年の日付が入っている場合もあり、
Webで調べてみると、その後、綺麗にレストアされていたりと同じではありません。

maus_Kubinka tank museum.jpg

最初はドイツの「ムンスター戦車博物館」で、戦車はパンターを除く、Ⅰ号からティーガーまで。
自走砲はフンメル、Ⅲ突、Ⅳ号駆逐戦車、ヘッツァーなどです。
英国の「RAC戦車博物館」もパンターにティーガーⅡの他に、
ヤークトパンターにヤークトティーガーと魅力的です。
フランスの「ソミュール戦車博物館」もブルムベアにパンツァーヴェルファーがあったりと
かなり充実してますね。
「アメリカ陸軍兵器博物館」もホイシュレッケにエレファントが・・。
そしてやっぱりロシアの「クビンカ戦車博物館」。写真はありませんでしたが、
あのカール自走臼砲まで展示されているそうです。クビンカ・・スゴ過ぎるぜ。。

karl_Kubinka tank museum.jpg

ソミュール博物館も凄いと思ってたら、「パンツァーズ・アット・ソミュー​ル」ってありましたね。
まぁ、でもとりあえずは本書で大満足しました。
ドイツ、フランス、ロシアに行くことがあれば上記の博物館にはぜひ足を運んでみたいですし、
なにかのついでではなく、コレを本命にしたいくらいです。
以前に「ヒトラー戦跡紀行―いまこそ訪ねよう第三帝国の戦争遺跡」を書かれた齋木伸生氏の
「ドイツ戦車博物館めぐり」という本も出ましたので、その際にはコチラも必読ですか。













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ジャルトミクソン

いつも楽しく拝見しております。

実物はやはりすごいですよね。
私は国立科学博物館でゼロ戦を見ましたが、想像以上に大きかったです。
戦車もそうなんでしょうね。
よく戦車パニックと言われますが、本物の戦車が轟音をたてながら近づいてきたらと思うとゾッとします。

近世までは騎兵突撃がそれにあたるのかもしれません。
by ジャルトミクソン (2013-06-06 09:31) 

レオノスケ

こんにちは。
ドイツの戦車、ステキです。
昨日買ったグランド・パワーの7月号が「エレファントの開発と構造」でした。その中に「ラム・ティーガー」なる戦闘車両の検討もなされたとの記述があり、なんでも衝角(ラム)を付けた車両で建物に突っ込んで破壊するというビックリドッキリ・メカなんだそうです。スターリングラードの市街戦での戦訓を元にしたとのことで、やっぱり「あの人」が直接ポルシェ博士に開発を要求したそうで、まあ、あの人らしいと思います。開発中止になったのは当然で、最悪生き埋めですから。でも建物ごと破壊するという発想は後のシュトゥルム・ティーガーになる訳で、市街戦での建造物破壊は重要な問題だったのでしょうね。
しかし、戦車は結構残ってるものと感心します。もともと頑丈だからなのか、航空機より生存率は格段に上なのでしょう。やっぱりムンスターに行きたいなぁ・・・。
by レオノスケ (2013-06-06 18:53) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も、ジャルトミクソンさん。
>国立科学博物館でゼロ戦を見ましたが、
おろっ! ありましたか。あそこは近所なので、子供の頃、何度か行きましたが、当時からあったのかなぁ?? まぁ、あったとしても目的は「恐竜」でしたから、視界に(記憶に)入らなかったのかも知れません。あ~、そういえばあったような、いや、やっぱり、なかったような・・。

>本物の戦車が轟音をたてながら近づいてきたら
九七式中戦車を見たとき、同じこと思いました。日本の戦車ってショボイ・・みたいなイメージがありましたが、70年前の戦車を見て、こんなのが前から走ってきたら人間て無力だな・・と実感した次第です。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-06 19:11) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も。レオノスケさん。
>「ラム・ティーガー」
・・初めて聞きました。。グランド・パワーの7月号立ち読みしに行こうかな・・。やっぱり市街戦に戦車は向いていないんでしょうね。射撃距離の優位性なんかが関係なくなってしまいますから。"あの人"の直筆デッサン、残ってないんでしょうか?? 絶対、書いてそう。

生存率。どうなんでしょうね。フランスでも東部戦線でも、擱座したドイツ戦車って個性的で興味深かったんでしょうか?
クビンカとソミュールも良いですが、ボクもムンスター派です。
なんというか、ロシアとフランスだと、所詮、「鹵獲戦車」。ドイツだとなんとなく、「本場の本物」って感じがしそうです。

by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-06 19:32) 

レオノスケ

僕のしょうもないコメントにレスありがとうございます・
>クビンカとソミュールも良いですが、ボクもムンスター派です。
そうなんです。やはりドイツ戦車はドイツで見ないと!兵器とはいえ虜囚の辱めを受けるより故郷で余生を送りたいでしょうし。でも東洋の某国はせっかく返還された「疾風」を飛行不能にしてしまうし、情けないものです。「お疲れ様」って感じで大事にしてやらないと。
ラム・ティーガーは模型や概念図は残ってるようですのでゼヒ見てみたいものです・・・と思ったら、こんな画像が・・・。http://blogs.yahoo.co.jp/kkpanzer/3200595.html


by レオノスケ (2013-06-06 20:39) 

ハッポの父

ヴィトゲンシュタイン様こんばんは!
酔っ払いです~

大昔、タミヤのプラモでドイツ戦車を作り倒しました。ドイツの戦車ってかっこいいですよね~!

さて、「ヤークトパンター戦車隊戦闘記録​集」、ワタクシも以前から気になっていて、本屋で何度か手に取ったことがありましたが、その値段の前に玉砕しておりました。
そして今日、6月6日は「ノルマンディー上陸作戦の日だ!」というわけで、思い切ってアマゾンの1クリック注文をしちゃいました。もちろん中古本ですが。
ページをめくりながら飲むのが楽しみです!!
by ハッポの父 (2013-06-06 21:56) 

でんこう

こんばんは。
懐かしいですね~。
「アーマーモデリング」の巻末に載ってましたっけ。
見栄えを考えて塗装された1/35の戦車達を見た後でこれらの写真を見ると、違和感にも似た新鮮さを感じたものです。
ただ単に復元がおざなりな物もありますが…
クビンカの車両などは以前までひどい迷彩で塗られていましたし。
それでも実物が見られるという点で、やはり欧米がうらやましいと感じてしまいます。
国内では本格的な戦争博物館が存在しないですからね。
現在、「防衛技術博物館を創る会」という団体が博物館設立を目指して日夜奮闘中ですが、果たして設立はいつになることか…
by でんこう (2013-06-07 02:42) 

IZM

ヴィト様、レビューお待ちしておりましたよ。しかし、戦車って、覚えるのが大変だなあ。。。(汗 プラモデルとかやってる人をこんなにうらやましいと思ったことはかつてないですね。w
名前が面白いのから覚えて特徴を掴んでいけばいいのかな。。。?こんなことなら帰国時に「ドイチェパンツァー」のガシャポンを見た時に買っておけば。。。と悔やんだところでどうしようもないです。
ちなみにムンスターパンツァー博物館も、時々イベントで実物の演習をやってくれているようなので、ヴィト様がもし行かれる際には先にスケジュール確認必至ですよ!あと、公式HP見たら、「この博物館で撮った写真を発表する際は、O枚以上の場合売り上げのO%を支払って、出版物を当館に寄付してください」みたいな注意書きを見つけたので「この本も寄付されてるのかなあ~」とか考えつつw ムンスターの前にベルリンに行けそうなので、去年に引き続き、高射砲塔を見に行けたらいいなと思っていますが。。。
by IZM (2013-06-07 05:59) 

ヴィトゲンシュタイン

レオノスケさん、ど~も。
へ~、「疾風」の話、wikiで確認しちゃいました。日本にもちゃんとした「軍事博物館」を作らないとダメですね。でもそんなことを企画すると、またあっちゃこっちやの国がブーブー言ってくるのが想像できますが・・。
ラム・ティーガーのリンク先も見に行きました。
余計に、なんだこりゃ??
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-07 19:36) 

ヴィトゲンシュタイン

ハッポの父さん。ど~も。
すでに酔っ払いつつあるヴィトゲンシュタインでございます。
田宮のプラモですか。ボクはドイツ戦車はやらなかったなぁ。なんか理由があるんですよ。思い出せないんですけど・・。なんでだっけなぁ??

>6月6日は「ノルマンディー上陸作戦の日だ!」
あ~、そうでしたか・・。もう季節感が全然ダメだなぁ。6月はもうすぐフランス降伏・・、とか、バルバロッサー!! とか、ドイツ軍の熱い日なんですね。

「ヤークトパンター戦車隊戦闘記録​集」、ご購入、おめでとうございます。
先週、神保町の古書店に売ってるのを発見しました。一番下の棚で、その前に、グランド・パワーとかが積み上げられて見えないというヒドイ扱い・・。なんとか発掘して、チラ読みしました。でも7000円だったんで・・。5000円なら買ってました。
先を越されてちょっと悔しいですが、先輩"セッチャン"が買われるのは、正しい流れですね。ご感想お待ちしておりますです。

by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-07 20:10) 

ヴィトゲンシュタイン

でんこうさん。こんばんわ。
>クビンカの車両などは以前までひどい迷彩で塗られていましたし。
そうそう、本書のクビンカのマウスの写真は可哀そうなヤツでした。

>現在、「防衛技術博物館を創る会」という団体が博物館設立を目指して
あらら、やってるんですねぇ。いまチラッとHPに行って来ました。
でも、「防衛技術・・」という表現が切ないですねぇ。

こうやって皆さんからボクが知らない情報をいただけるのが、本当に嬉しいです。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-07 20:22) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も。今夏、ムンスターに行かれる予定のIZMさん。
ドイツ語ではミュンスターが正しい発音なんでしょうか??
少しは参考になれば良いと思って書きましたが、自分で読み返してもグチャグチャでビックリしました。。
まぁ、いくら写真と動画を入れたとしても、ドイツ軍戦車のすべてを1000文字程度で整理しようってことに無理がありますね。。
公式HPを見た方がよっぽどためになるのかも・・。
でもせっかく行かれるなら、知らないよりは知っていた方が、感動の違いもあるでしょうし・・。他に良い本ありませんかねぇ?
ベルリンの高射砲塔見学も羨ましい。レビュー期待しておりますです。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-07 20:33) 

IZM

Munster はムンスターで、ややこしいのですが、ミュンスターと言う発音でMünsterという別の町があるので、旅行の際にはお間違えのないように~。

by IZM (2013-06-07 21:11) 

でんこう

こんばんは。度々お邪魔します。
ヴィトゲンシュタイン様、どうも恐れ入ります。
昨今、某アニメの影響で知名度が急上昇しているマウスですが、クビンカに実物が、しかもほぼ完全な状態で存在すると知った時は驚愕しました。
対して、日本はといえば…
土浦の武器学校では世界に一両しかない三式中戦車が屋外(一応屋根つきですが…)に捨て置かれ、近くで見れば何とあちこちに亀裂が入っていました。
同敷地内にあったソ連製76.2mm野砲などは砲口に草が詰め込まれている始末。(誰がやったんだ…)
「防衛技術博物館」という名称に切なさを感じるのは同感です。「帝国戦争博物館」という名称の方が格好いいと思いますが、やっぱり駄目でしょうね…

IZM様
ムンスターにあるのは戦車兵学校、ミュンスターにあるのは第9装甲教導旅団司令部ですね。
おかげ様で覚えました。
作家の高橋慶史氏は間違えてミュンスターの方に行ってしまったとか。
ウムラオトの有無だけでややこしいことです…

by でんこう (2013-06-08 00:42) 

ヴィトゲンシュタイン

IZMさん。
Münsterは別なんですね。絶対、間違えている本がありますね。ボクもごっちゃになってました。危ねー。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-08 06:32) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も。でんこうさん。
土浦の武器学校も可哀そうですねぇ。
そういえば3ヶ月くらい前に、浜名湖に四式中戦車チトが沈められていて、現在、調査中・・なんて記事がありました。

しかし戦後の兵器だけならアレですけど、「防衛・・」はおかしいですよね。ボクも「帝国戦争博物館」に一票投じます。まぁ、今はあくまで(仮)なんでしょうね。現実味を帯びたらカンカンガクガク・・。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-08 06:57) 

あっき~

おひさしぶりです。
まだ、日が高いのに酔っぱらっていました(爆
さて、今回の書籍・私も所有しています。
個人的な好みは、38t戦車です。
初期独ソ戦の電撃戦の主力でしたので・・・
かなり前になりますが、当時ソ連には西側に知られていない
博物館が存在して、西側では当時写真でしか確認できない
型式のドイツ戦車がゴロゴロしていると!
そう、かの有名な「クビンカ」です。
その後、2冊組の写真集が出版され、目が点になってしまいました。
さすがに、3~4号戦車の古い型式は自軍装備に突撃砲へ
改造したりで残っていませんでしたが・・・
今でも、あの広大なロシアの湿地帯や当時・川だったところには
独ソ両軍の戦闘車両が埋没しているのではと妄想しちゃいます!
by あっき~ (2013-06-08 16:39) 

ヴィトゲンシュタイン

あっき~さん。こんばんわ。
ボクもボチボチ始めました~。

>個人的な好みは、38t戦車です。
うわっ!きた!マニアックすぎます。
それにしてもこのチェコ製戦車の名前を初めて知った時に、「38㌧戦車かぁ・・」と思ったのはボクだけではないハズです。アレ?? ひょっとしてボクだけですか??

それにしても「クビンカ」は大変なもんですね。
逆に言うと、独ソ戦、そしてベルリン最終戦まで4年も戦ってたんですから、当然と言えば当然ですか。
確かにロシアには双方の戦車が「永久凍土のマンモス」の如く、眠っているのかもしれませんねぇ。

by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-08 20:13) 

mafia

お久しぶりに書き込ませていただきます
海外旅行をする時に、ちょっと調べると意外なところに戦車が展示してあって、時間を少し使って寄り道をすることもあります。
博物館だといいのですが、軍の駐屯地とかだと少々大変ですけど…
また、カナダのボーデンにある車両は定期的に再塗装などを施されているようです。
私が去年行ったときには塗装が綺麗になっていたほか、一部の車両が屋内展示に移動していました。
by mafia (2013-06-09 00:57) 

ヴィトゲンシュタイン

mafiaさん。おはようございます。
カナダのボーデンに行かれたんですか。なるほど、本書に書かれているほどの放置プレーではないようですね。。
ボクは2回、英国に行ったことがあるんですが、本書を読んで「RAC」とか、せめて「帝国戦車博物館」くらい行っておけば良かった・・と、今更ながら後悔しております・・。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-06-09 07:24) 

IZM

ヴィト様~~~
パンツァーミュージアムレポ始まりましたが、もうブログでは紹介し切れない位沢山あったのでwww ぜひ行って下さいとしか。触れるし乗れるし制服や装備品とかも沢山展示してあって、ワタシが行ったのはたまたまイベント時だったこともあって、楽団のパレードや実物演習、模型戦車の展示にラジコン戦車、軍曹コスプレイヤー、等など「こりゃ、ミリオタのディズニーランドだわ!」って感じでした。毎年9月の頭にこの大イベントやってるみたいです。人多すぎて、大変だったのでイベント無しの通常の方がゆっくり見れそうでしたが。。。 

by IZM (2013-09-14 08:52) 

ヴィトゲンシュタイン

ど~も、ど~も。すでにコメントしてきました。
想像以上ですね。
このペースだと、Partいくつまで行くのかって世界・・。
ボクもついさっきUPしたトコですが、川谷・・、大変だなぁ。このリンクっぷり・・。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-09-14 09:16) 

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