決定版 世界の最強軍人FILE [世界の・・]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
白石 光 著の「決定版 世界の最強軍人FILE」を読破しました。
ここ2回、内容的に重いモノが続きましたが、
せっかくのGWですから、ちょっと軽めの本でお気楽にやってみましょう。
確か去年の夏ごろに本屋さんで見かけた本書は、表紙がパットン・・、
ということで気になっていました。
2年ほど前に出た254ページのソフトカバーで、定価は600円。
「5つ星式「最強ポイント」付き!」と書かれていますが、
表紙のパットンは、「ワシは3つ星で良いよ・・」とヘルメットで語っています。。
果たして、いかなる評価でしょうか?

まずは「最強」と銘打っているものの、「大きな活躍をした軍人」と解釈して欲しい旨と、
「5つ星評価」は、作戦等の局面でどのような貢献があったのかを
編集部が独自に評価したものであることが書かれていました。
ですから、表紙下のマルセイユは「アフリカ軍団の快進撃を空から支えた」として
★★★★の最強ポイントを貰っている・・ということです。

最初は「空の最強軍人」のなかの「空のエース」。
File 1は、前人未到の352機撃墜男、エーリッヒ・ハルトマンです。
最強ポイントは文句なく★★★★★ですが、これは撃墜数という観点ではなく、
「ドイツ劣勢の東部戦線で空から味方を支え続け」たことでの評価ですね。
生没年月日と出身地、戦後も含めた最終階級も書かれ、
カラーのポートレートに白黒写真2枚、愛機のカラーイラストも掲載。
本文は愛称の「ブービ」から簡単な生い立ち、所属部隊に戦果、
そして終戦~戦後まで、コンパクトに書かれています。

続いてはマルセイユ、3番目は「ラバウルの魔王」西澤広義という方です。
★★★★ですが、日本人は全然知らないんですよ。。
次も日本人で「大空のサムライ」坂井三郎。この人は聞いたことありますね。
この後は米国人パイロットが3人続き、英国のダグラス・バーダー(ベイダー)、
ソ連のイワン・コジェドブは62機のスコアを持つトップ・エースだそうですが、知らないなぁ・・。
イタリア人のルッキーニ、フランス人のグローンと初めて聞く名前が続きます。
この順番も星順やアルファベット順、国順でもなく、良くわかりませんね。

16番目で夜間戦闘機エースのシュナウファーが登場。見事★★★★★です。
「B-29撃墜王」と紹介されるのは遠藤幸男ですが、乗機は「月光」。
日本の戦闘機もまったく無知なヴィトゲンシュタインですが、
夜戦の双発機なんですね。名前はカッコいい。。

バルクホルン、ラルとドイツの大エースが出てきたかと思えば、
いきなり、「夜の魔女」リディア・リトヴャク(リトヴァク)が・・。
そして自由フランス軍のクロステルマンは、朝日ソノラマから「撃墜王」という
彼が書いた本が出ているので知っていました。コレ読んでみたいんですよね。

フィンランドのユーティライネンも★★★★★、
彼も「フィンランド空軍戦闘機隊」という本を書いてますね。
30番目で「空のエース」のトリを務めるのは、やっぱりルーデル大佐でした。
そして2人が紹介される「空のヒーロー」では、「星の王子様」こと、サン=テグジュペリです。
「前線勤務を熱望し、故国偵察中に戦死」として★★★の評価。
敵であるドイツ側も、できるなら彼とは遭遇したくないと考える者も多かった・・
という話もありました。
もう一人のヒーローは、★★★★ハンナ・ライチュです。

「空の指揮官」という括りの一発目は、★★★★★ガーランドです。
新装版「始まりと終わり ドイツ空軍の栄光―アドルフ・ガランド自伝」も
読まなきゃなりませんね!
続いて英国のダウディングに、"ボマー"・ハリス。
「夜間爆撃に手腕を振るうが、"民間人殺戮"の批判も」として★★★です。
しかし思うんですが、確かに彼がドイツ本土無差別爆撃戦略を進めたにしても、
最終的にOKを出したのはチャーチルなど、トップの政治家なんですよね。
この後に、メルダース、カムフーバー、ケッセルリンクとドイツ人が連発し、
米国のスパーツ、英国のテッダーとヨーロッパ連合軍の重鎮が登場して終了。

「海の最強軍人」に入る前に、「ハリウッドの第二次大戦」として中休み。。
大好きな「グレン・ミラー物語」のジェームズ・スチュアートがB-24のパイロットとして
ドイツ本土爆撃に参加し、その後、第453爆撃航空群の作戦士官になったなど、
クラーク・ゲーブルも当時の軍服での写真付きで楽しめます。

その他、カーク・ダグラスの話に、チャールズ・ブロンソンはB-29の尾部機銃手として
太平洋戦争で25回出撃・・。う~ん、マンダム。。

「海のエース&ヒーロー」と一緒くたになった最初の人物は「JFK」。。
あの偉大な大統領ですが、真っ二つになった魚雷艇からサバイバルの末、生還した・・
という理由で★★★★★です。エースじゃなくてヒーローとしての評価ですか。
Uボート・エースとしてはギュンター・プリーンから。しかし★★★★かよ。。
でも「ロイヤル・オーク」を撃沈後、巡洋戦艦シャルンホルストに迎えられる写真は
初めて見ましたが、なかなか良いですね。

次のクレッチマーは★★★★★でした。まぁ当然ですね。
伊29の木梨鷹一艦長は空母ワスプを撃沈し、ロリアンでロケット戦闘機Me-163の
資料を積んで、「秋水」開発のために日本を目指したという人物でした。
こういう人はとても気になりますね。
クレッチマーとシェプケを沈めたマッキンタイアは★★★★★。しょうがないですな。
アドミラル・シェア艦長のクランケ提督に、アトランティス艦長のロッゲ(ローゲ)提督が連発。
特にロッゲ提督はユダヤ系ドイツ人という厳しい状況でも
軍務に制約を受けることがなかったそうです。
この人、ドイツの提督で一番、ホンワカした顔しているので前から好きなんですよね。

「海の指揮官」は山本五十六が★★★★。
次のニミッツが★★★★★ですから、特に日本人を贔屓しているわけではないようです。
デーニッツ先生も★★★★★ですが、レーダー提督は★★★。
巨大戦艦ビスマルクと共に沈んだ艦隊司令リュッチェンスは、「意地を見せて」★★★★。
海軍のトリは、なぜかアプヴェーアのカナリス・・。まぁ、確かに提督ですけどね。。

ここで再び、「ハリウッドの第二次大戦」のPart2です。
ロック・ハドソンにジョージ・C・スコット、チャールトン・ヘストン、ウィリアム・ホールデン、
アーネスト・ボーグナイン、ヘンリー・フォンダ、リー・マーヴィン・・と、
戦争映画でお馴染みの名優たちが当時、軍務に就いた話です。
ポール・ニューマンもグラマン・アベンジャー雷撃機の無線手兼機銃手として、
沖縄戦にも参加してたなんてのは初めて知りました。写真も可愛い。。

最後の陸も「エース&ヒーロー」を一緒くたに紹介します。
まずは、★★★★ヴィットマン。コレは東部戦線での評価のようで、
次のカリウスは最高評価の★★★★★です。"泥まみれの虎"での評価ですが、
だったらヴィットマンも"ヴィレル・ボカージュ"で★★★★★にしてよ・・。
パイパー★★★★に、バルクマン★★★★★とドイツ装甲兵が頑張っています。

空挺部隊では、まず最初に英国のフロスト。
この人は「遠すぎた橋」のアンソニー・ホプキンスです。
孤立して力尽きたこの戦いによって★★★★★。
次のポーランドのソサボフスキーは同じく、ジーン・ハックマンですね。
スコルツェニーも「最も危険な男」と云われるくらいですから、当然★★★★★。

「指揮官」では、★★★★★のロンメル、
そして表紙の★★★パットンはというと、しっかり★★★★★頂戴していました。
「緻密な計画で”砂漠の狐”に勝つ!」と紹介されてるわりには★★★のモンティ・・。
「解放の戦いを指導」という理由でドゴールが★★★★★っていうのはどうかなぁ。。
グデーリアンとジューコフが★★★★★で続くのは、まぁ、文句ありませんがね。
でもジューコフは賛否ありそう・・。

ブラッドレー、アイク、マーシャルといった米国軍団も全員★★★★★。
ルントシュテット★★★★、マンシュタインは★★★★★、シュトゥーデント★★★★、
アラン・ブルックと栗林忠道も★★★★★、マッカーサーが★★★★。
イタリアのグラツィアーニはたったの★・・。
★★っていうのは1人だけいましたが、コレは酷すぎる・・。
そもそもそんな評価の低い軍人がこの本に載ってて良いのか・・?

「特殊部隊のヒーロー」には、「悪魔の旅団」のフレドリックが登場。
スコルツェニーの入る場所はココじゃないかなぁ?
そして大トリ、File 107は、ウィリアム・マーティン少佐★★★★★です。
あのヒトラーを騙した「ミンスミート作戦」の架空の人物(死体)ですね。
なかなか洒落が利いてますな。。

コンパクトながら、結構シッカリした一冊でした。
全員とも2ページの同じ扱いで、カラー写真も極力使用していました。
さすがにドイツの最強軍人はアレですが、てんで知らない日本の軍人、
その他、連合軍などのプロフィールは大変、勉強になりました。
この値段ならまったく文句はありませんし、自分と評価が違っていたとしても、
本気で目くじら立てることなく、「あぁ~ん?」とか、「おいおい・・」などと
突っ込みながら楽しむべきでしょう。
ドイツ軍に限定したい方なら、「ドイツ軍名将列伝」をお勧めしますが、
アチラは将軍のみでしたね。でも、とても重宝しています。
シリーズとして「世界の秘密兵器FILE」と、「世界の最強兵器FILE」も
あるようなので、気が向いたら読んでみるかも知れません。
白石 光 著の「決定版 世界の最強軍人FILE」を読破しました。
ここ2回、内容的に重いモノが続きましたが、
せっかくのGWですから、ちょっと軽めの本でお気楽にやってみましょう。
確か去年の夏ごろに本屋さんで見かけた本書は、表紙がパットン・・、
ということで気になっていました。
2年ほど前に出た254ページのソフトカバーで、定価は600円。
「5つ星式「最強ポイント」付き!」と書かれていますが、
表紙のパットンは、「ワシは3つ星で良いよ・・」とヘルメットで語っています。。
果たして、いかなる評価でしょうか?

まずは「最強」と銘打っているものの、「大きな活躍をした軍人」と解釈して欲しい旨と、
「5つ星評価」は、作戦等の局面でどのような貢献があったのかを
編集部が独自に評価したものであることが書かれていました。
ですから、表紙下のマルセイユは「アフリカ軍団の快進撃を空から支えた」として
★★★★の最強ポイントを貰っている・・ということです。

最初は「空の最強軍人」のなかの「空のエース」。
File 1は、前人未到の352機撃墜男、エーリッヒ・ハルトマンです。
最強ポイントは文句なく★★★★★ですが、これは撃墜数という観点ではなく、
「ドイツ劣勢の東部戦線で空から味方を支え続け」たことでの評価ですね。
生没年月日と出身地、戦後も含めた最終階級も書かれ、
カラーのポートレートに白黒写真2枚、愛機のカラーイラストも掲載。
本文は愛称の「ブービ」から簡単な生い立ち、所属部隊に戦果、
そして終戦~戦後まで、コンパクトに書かれています。

続いてはマルセイユ、3番目は「ラバウルの魔王」西澤広義という方です。
★★★★ですが、日本人は全然知らないんですよ。。
次も日本人で「大空のサムライ」坂井三郎。この人は聞いたことありますね。
この後は米国人パイロットが3人続き、英国のダグラス・バーダー(ベイダー)、
ソ連のイワン・コジェドブは62機のスコアを持つトップ・エースだそうですが、知らないなぁ・・。
イタリア人のルッキーニ、フランス人のグローンと初めて聞く名前が続きます。
この順番も星順やアルファベット順、国順でもなく、良くわかりませんね。

16番目で夜間戦闘機エースのシュナウファーが登場。見事★★★★★です。
「B-29撃墜王」と紹介されるのは遠藤幸男ですが、乗機は「月光」。
日本の戦闘機もまったく無知なヴィトゲンシュタインですが、
夜戦の双発機なんですね。名前はカッコいい。。

バルクホルン、ラルとドイツの大エースが出てきたかと思えば、
いきなり、「夜の魔女」リディア・リトヴャク(リトヴァク)が・・。
そして自由フランス軍のクロステルマンは、朝日ソノラマから「撃墜王」という
彼が書いた本が出ているので知っていました。コレ読んでみたいんですよね。

フィンランドのユーティライネンも★★★★★、
彼も「フィンランド空軍戦闘機隊」という本を書いてますね。
30番目で「空のエース」のトリを務めるのは、やっぱりルーデル大佐でした。
そして2人が紹介される「空のヒーロー」では、「星の王子様」こと、サン=テグジュペリです。
「前線勤務を熱望し、故国偵察中に戦死」として★★★の評価。
敵であるドイツ側も、できるなら彼とは遭遇したくないと考える者も多かった・・
という話もありました。
もう一人のヒーローは、★★★★ハンナ・ライチュです。

「空の指揮官」という括りの一発目は、★★★★★ガーランドです。
新装版「始まりと終わり ドイツ空軍の栄光―アドルフ・ガランド自伝」も
読まなきゃなりませんね!
続いて英国のダウディングに、"ボマー"・ハリス。
「夜間爆撃に手腕を振るうが、"民間人殺戮"の批判も」として★★★です。
しかし思うんですが、確かに彼がドイツ本土無差別爆撃戦略を進めたにしても、
最終的にOKを出したのはチャーチルなど、トップの政治家なんですよね。
この後に、メルダース、カムフーバー、ケッセルリンクとドイツ人が連発し、
米国のスパーツ、英国のテッダーとヨーロッパ連合軍の重鎮が登場して終了。

「海の最強軍人」に入る前に、「ハリウッドの第二次大戦」として中休み。。
大好きな「グレン・ミラー物語」のジェームズ・スチュアートがB-24のパイロットとして
ドイツ本土爆撃に参加し、その後、第453爆撃航空群の作戦士官になったなど、
クラーク・ゲーブルも当時の軍服での写真付きで楽しめます。

その他、カーク・ダグラスの話に、チャールズ・ブロンソンはB-29の尾部機銃手として
太平洋戦争で25回出撃・・。う~ん、マンダム。。

「海のエース&ヒーロー」と一緒くたになった最初の人物は「JFK」。。
あの偉大な大統領ですが、真っ二つになった魚雷艇からサバイバルの末、生還した・・
という理由で★★★★★です。エースじゃなくてヒーローとしての評価ですか。
Uボート・エースとしてはギュンター・プリーンから。しかし★★★★かよ。。
でも「ロイヤル・オーク」を撃沈後、巡洋戦艦シャルンホルストに迎えられる写真は
初めて見ましたが、なかなか良いですね。

次のクレッチマーは★★★★★でした。まぁ当然ですね。
伊29の木梨鷹一艦長は空母ワスプを撃沈し、ロリアンでロケット戦闘機Me-163の
資料を積んで、「秋水」開発のために日本を目指したという人物でした。
こういう人はとても気になりますね。
クレッチマーとシェプケを沈めたマッキンタイアは★★★★★。しょうがないですな。
アドミラル・シェア艦長のクランケ提督に、アトランティス艦長のロッゲ(ローゲ)提督が連発。
特にロッゲ提督はユダヤ系ドイツ人という厳しい状況でも
軍務に制約を受けることがなかったそうです。
この人、ドイツの提督で一番、ホンワカした顔しているので前から好きなんですよね。

「海の指揮官」は山本五十六が★★★★。
次のニミッツが★★★★★ですから、特に日本人を贔屓しているわけではないようです。
デーニッツ先生も★★★★★ですが、レーダー提督は★★★。
巨大戦艦ビスマルクと共に沈んだ艦隊司令リュッチェンスは、「意地を見せて」★★★★。
海軍のトリは、なぜかアプヴェーアのカナリス・・。まぁ、確かに提督ですけどね。。

ここで再び、「ハリウッドの第二次大戦」のPart2です。
ロック・ハドソンにジョージ・C・スコット、チャールトン・ヘストン、ウィリアム・ホールデン、
アーネスト・ボーグナイン、ヘンリー・フォンダ、リー・マーヴィン・・と、
戦争映画でお馴染みの名優たちが当時、軍務に就いた話です。
ポール・ニューマンもグラマン・アベンジャー雷撃機の無線手兼機銃手として、
沖縄戦にも参加してたなんてのは初めて知りました。写真も可愛い。。

最後の陸も「エース&ヒーロー」を一緒くたに紹介します。
まずは、★★★★ヴィットマン。コレは東部戦線での評価のようで、
次のカリウスは最高評価の★★★★★です。"泥まみれの虎"での評価ですが、
だったらヴィットマンも"ヴィレル・ボカージュ"で★★★★★にしてよ・・。
パイパー★★★★に、バルクマン★★★★★とドイツ装甲兵が頑張っています。

空挺部隊では、まず最初に英国のフロスト。
この人は「遠すぎた橋」のアンソニー・ホプキンスです。
孤立して力尽きたこの戦いによって★★★★★。
次のポーランドのソサボフスキーは同じく、ジーン・ハックマンですね。
スコルツェニーも「最も危険な男」と云われるくらいですから、当然★★★★★。

「指揮官」では、★★★★★のロンメル、
そして表紙の★★★パットンはというと、しっかり★★★★★頂戴していました。
「緻密な計画で”砂漠の狐”に勝つ!」と紹介されてるわりには★★★のモンティ・・。
「解放の戦いを指導」という理由でドゴールが★★★★★っていうのはどうかなぁ。。
グデーリアンとジューコフが★★★★★で続くのは、まぁ、文句ありませんがね。
でもジューコフは賛否ありそう・・。

ブラッドレー、アイク、マーシャルといった米国軍団も全員★★★★★。
ルントシュテット★★★★、マンシュタインは★★★★★、シュトゥーデント★★★★、
アラン・ブルックと栗林忠道も★★★★★、マッカーサーが★★★★。
イタリアのグラツィアーニはたったの★・・。
★★っていうのは1人だけいましたが、コレは酷すぎる・・。
そもそもそんな評価の低い軍人がこの本に載ってて良いのか・・?

「特殊部隊のヒーロー」には、「悪魔の旅団」のフレドリックが登場。
スコルツェニーの入る場所はココじゃないかなぁ?
そして大トリ、File 107は、ウィリアム・マーティン少佐★★★★★です。
あのヒトラーを騙した「ミンスミート作戦」の架空の人物(死体)ですね。
なかなか洒落が利いてますな。。

コンパクトながら、結構シッカリした一冊でした。
全員とも2ページの同じ扱いで、カラー写真も極力使用していました。
さすがにドイツの最強軍人はアレですが、てんで知らない日本の軍人、
その他、連合軍などのプロフィールは大変、勉強になりました。
この値段ならまったく文句はありませんし、自分と評価が違っていたとしても、
本気で目くじら立てることなく、「あぁ~ん?」とか、「おいおい・・」などと
突っ込みながら楽しむべきでしょう。
ドイツ軍に限定したい方なら、「ドイツ軍名将列伝」をお勧めしますが、
アチラは将軍のみでしたね。でも、とても重宝しています。
シリーズとして「世界の秘密兵器FILE」と、「世界の最強兵器FILE」も
あるようなので、気が向いたら読んでみるかも知れません。
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いつも楽しく拝見しております。
こういうのは好きです。
太平洋戦線だとアメリカのルメイ、ハルゼーあたりや、日本の山口多聞、 宮崎繁三郎あたりが漏れているのが意外…というかその食い違いを楽しめってことですよね。
ちなみにドイツなら私はヘルマン・ホト親父が好きです。
by ジャルトミクソン (2013-05-02 13:01)
いつもコメント、ありがとうございます。
え~、ボクが今回紹介したのは数十人だと思いますが、本書は映画俳優を除いて、107名が登場します。
ルメイと山口多聞はちゃんと紹介されてました。ボクがヨーロッパ戦線寄りなので、このレビューから漏れているだけですね。。
ちなみに日本の軍人さんは15名登場していました。
ヘルマン・ホトのファンの方も意外と??多いですね。ボクも何回、写真をUPしたことか・・。装甲部隊の将軍というより、頑固なドイツ職人(マイスター)のような風貌が大好きなんですね。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-05-02 19:26)
こういう便利な本が実は欲しかったですね。人物を簡単に覚えられそうなので。「第二次大戦紳士録」がそういう本なのかと思っていたら若干趣旨が違っていたので。。。。 ラバウルの西澤さんはご本人メインの本は未読ですが他の方の本にもよく登場するのでよっぽどの腕前の方だったのかな~とか思いますが。ブロ友さんが墓参に行かれていました。
本文中サン=テグジュペリの写真がハンナライチュの名前の後に出てくるのでちょっとだけ混乱しましたwwww 数年前に漁師が網にかかったサンテグジュペリのブレスレットを引き揚げたって、ニュースになっていましたね。愛する女性の名前が彫ってあったとか。。。 死んで何十年経ってもロマンチックなままで居続ける特殊な人物です。
by IZM (2013-05-03 16:50)
ど~も。 IZMさん。
本書は期待していなかっただけに、ホント、楽しめました。
「第二次大戦紳士録」・・、先月、本屋さんでちょっと立ち読み。。でもあーいうのは恥ずかしくって、結局、良くわからず・・。
「修羅の翼 ~零戦特攻隊員の真情」ですか。こっちの世界はボクより、大先輩ですね。勉強になります。とりあえず、「桜花」やってみますか。
>サン=テグジュペリの写真がハンナライチュの名前の後
これはスイマセン。もう、レビューの書き方が本の時系列ですから、あとで載せる誤魔化し写真は、その上の文章に関連したものって括りになっちゃうんですよねぇ。
でも今回はサン=テグジュペリの写真が一番苦労しました。
もっと良い写真、特に「星の王子様」とコラボしている綺麗なヤツもあったんですが、なんかね・・、「星の王子様」って確か幼稚園の頃に絵本を良く見てて、なんかあの絵を見ると、悲しくなるというか、一人ぼっちで可哀そう・・という切ない気持ちになるんですよね。。
by ヴィトゲンシュタイン (2013-05-03 19:11)