反逆部隊〈上〉 [戦争小説]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
ガイ・ウォルターズ著の「反逆部隊〈上〉」を読破しました。
「悪名高きアイヒマン、メンゲレなど、「ナチ・ハンター」による執念の追跡劇の真相とは?」
という興味深い内容の『ナチ戦争犯罪人を追え』が、今年の3月に出ましたが、
この著者について調べていたところ、デビュー作であるこの小説にに辿り着きました。
「1943年、イギリス軍情報部員がドイツ占領下のクレタ島に潜入するも捕らえられ、
武装SSの外国人部隊≪イギリス自由軍≫の指揮を執らされることに・・」。
まぁ、コレだけの情報があれば、もう読まざるを得ません。。
2003年発刊で419ページの表紙を見てみると、そういえば何年か前に本屋さんで見たような・・。
同じハヤカワ文庫でクリス・ライアンの「襲撃待機」や「偽装殱滅」、「孤立突破」といった
漢字四文字シリーズを読み倒していたときだったようです。

1943年11月の深夜、小型ボートでドイツ軍が占領しているクレタ島に上陸をするのは
主人公の英陸軍大尉ジョン・ロックハートです。
学生時代にこの島で遺跡の発掘調査を行い、この島の住人であるパルチザンとも
友人であることからの特殊工作員としての任務です。
ドイツ軍の武器集積所を破壊する・・という作戦ですが、あえなく失敗・・。
捕虜となり、冷酷なディートリヒ中佐の執拗な拷問の前に、スパイとなって
パルチザン壊滅の手伝いをするか、然らずんば死か・・、の選択を与えられます。

祖国の裏切り者となることを良しとはせず、死も恐れないロックハートですが、
彼には大きな心配事があるのです。
それはオランダで捕えられ、ベルギーの強制収容所送りとなっている最愛の妻・・。
その妻の釈放を条件にドイツのスパイになることを了承するのでした。
ドイツ側の主人公は、第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」の兵士として1941年からロシアで戦い続け、
怪我を負ってベルリンに召喚されてきた、カール・シュトラッサーSS大尉です。
いきなりSS本部長のゴットロープ・ベルガーSS大将から呼び出しを受け、
英国人捕虜から成る部隊を編成し、武装SSに編入して共産主義との戦いに参加させるため、
シュトラッサーを指揮官兼ベルガーの連絡将校に任命する・・というものです。

ベルガーSS大将は実際に武装SS義勇兵部隊の編制の中心人物ですから、
ここまで違和感ない展開です。
架空のシュトラッサーSS大尉は、いかにも悪人のドイツ人でございます・・
という感じの名前ですが、なかなか男前のようで
小説を読むときは、映画を撮っている監督になりきるヴィトゲンシュタインは
「ヴィーキング」のヴァルター・シュミットSS大尉の風貌をイメージして読み進めます・・。

ベルリンにオフィスを確保したものの、すでに20名のメンバーが集められているという
通称「セント・ジョージ部隊」が、たった6人しかいないことに驚くシュトラッサー。。
総統命令では30名の部隊を編成するということになっています。
彼ら英軍捕虜と顔を合わせますが、まず部隊名にクレームが・・。
「セント・ジョージは英国の偉大な英雄ではないか」と語るシュトラッサーに
「英国といってもそれはイングランド人だけです。スコットランド人やウェールズ人、
アイルランド人はセント・ジョージのために武器は手にしません」。
すったもんだの挙句、ようやく「イギリス自由軍(British Free Corps)」で全員が納得・・。

英国の歴史に詳しい方やサッカー、ラグビーがお好きな方はご存じのとおり、
イングランドは白に赤の「セント・ジョージ・クロス」、
スコットランドなら青に白の「セント・アンドリュース・クロス」など、
いろいろと別れていますし、対抗心も旺盛ですから、こういう細かいところが楽しいですね。

同じころ、ゲシュタポによってベルリンへ連行されていたロックハート。
尋問するのは長官のハインリッヒ・ミュラーです。
デスクのペーパーナイフを奪って、首筋に突き立ててやれば、
英国にとっては「ハイドリヒ暗殺」に次ぐ勝利となる・・。
しかし今の彼にとっては妻との再会ために無謀なことを犯すことは出来ません。。
そしてやっと受け取った妻からの手紙・・。独房で何度も読み返し、
隣りの独房のソ連GRU情報部員からの壁を叩く暗号によって、
ドイツ軍が毒ガス「サリン」を用いた新兵器を開発していることも知るのでした。

こうしてこれまで平行に語られていた英独の主人公同士が対面。
シュトラッサーはロクなやつのいない「イギリス自由軍」の指揮をロックハートに依頼します。
真新しい武装SSの軍服には「イギリス自由軍」のカフタイトル、
前腕盾形徽章にはユニオン・ジャックが描かれ、左襟は金属製のピプが3つに2本の線。
シュトラッサーと同じSS大尉であることを表します。

しかし右襟には「SSルーン」ではなく、英国王旗のデザインである「スリー・ライオン」が・・。
自分は裏切り者ではないと心に誓いつつ、王や祖国に対する侮辱にまみれた、
この軍服に袖を通すロックハートSSハウプトシュトルムフューラー。
本書はこのような徽章類の描写がこまかいのも良いですね。
ヴィトゲンシュタインもロンドンで買ったスリー・ライオンのTシャツを持っています。
サッカーのイングランド代表もコレなんですね。
もうすぐ、EUROも始まります。楽しみだなぁ。関係なくてスイマセン・・。

ところどころでロックハートの妻、アンナの強制収容所での様子も出てきます。
政治犯のために赤い三角マークを付けているなど、
先日の「母と子のナチ強制収容所」を思い出しました。
また、シュトラッサーは独身ですが、こちらの女関係といえばベルリンの娼婦、ニナです。
お互い惹かれあっているものの、SS将校としてのプライドが許さず、客と娼婦の関係のまま・・。
でもホモとか変態じゃないので、Hシーンはとても助かります。。
彼女の勤める娼館は、ゲシュタポもので有名な「サロン・キティ」。
ハイドリヒが内外の要人をこの娼館でもてなし、ウッカリ重要な情報を喋らせるように仕組んだ
SD(SS保安部)が経営する売春宿です。
そして厳選された50名の若い女性の中から選抜され、様々な訓練を受けたニナは
やっぱりSDのスパイなのでした。

1944年になると、いまだ10名程度の「イギリス自由軍」はヒルデスハイムの
「ゲルマン人の家」へと移動。ここは「アーネンエルベ協会」の一部で、
この施設でSS隊員として、アーリア人種についての知識と訓練を積むのです。
各捕虜収容所から集まった隊員たちの志願した理由も様々。
日和見主義者に問題を抱えていたり、虐められていたり・・。
なかでも一番多いのが、オズワルド・モズレー率いる英国ファシスト同盟党のメンバーです。
そしてこのような黒シャツを着て、暴力にモノを言わせていたような連中を
ロックハートはまったく信用できません。

敵同士であるロックハートとシュトラッサーはお互いを理解し始めますが、
ベルガーからの突っつきもあって、宣伝ビラを作っての捕虜収容所を巡る
大々的なリクルートを指示するシュトラッサー。
その代わりに妻に合わせろと要求するロックハート。
これまでは強気だったシュトラッサーも、任務が不首尾に終われば即刻東部戦線行き。。
いやいやながらもロックハートに頼らざるを得ないのでした。
著者は英国人ですが、「英国人はドイツ人と同じく国を裏切ることをしない。
フランス人は得意だが・・」と、国防軍所属のフランス義勇軍に触れ、
「武装SSが引き取る話もある」など、武装SSの「シャルルマーニュ」も絡めた
英仏の義勇兵についての考え方も楽しめます。
原題は「裏切り者」で、主人公のロックハートが祖国への裏切り行為と
妻への想いの狭間で苦しむ展開はとても人間味があって、感情移入してしまいますし、
シュトラッサーとニナもとても良く描かれていて、もう下巻が楽しみです。
このあとすぐに読みますよ。
ガイ・ウォルターズ著の「反逆部隊〈上〉」を読破しました。
「悪名高きアイヒマン、メンゲレなど、「ナチ・ハンター」による執念の追跡劇の真相とは?」
という興味深い内容の『ナチ戦争犯罪人を追え』が、今年の3月に出ましたが、
この著者について調べていたところ、デビュー作であるこの小説にに辿り着きました。
「1943年、イギリス軍情報部員がドイツ占領下のクレタ島に潜入するも捕らえられ、
武装SSの外国人部隊≪イギリス自由軍≫の指揮を執らされることに・・」。
まぁ、コレだけの情報があれば、もう読まざるを得ません。。
2003年発刊で419ページの表紙を見てみると、そういえば何年か前に本屋さんで見たような・・。
同じハヤカワ文庫でクリス・ライアンの「襲撃待機」や「偽装殱滅」、「孤立突破」といった
漢字四文字シリーズを読み倒していたときだったようです。

1943年11月の深夜、小型ボートでドイツ軍が占領しているクレタ島に上陸をするのは
主人公の英陸軍大尉ジョン・ロックハートです。
学生時代にこの島で遺跡の発掘調査を行い、この島の住人であるパルチザンとも
友人であることからの特殊工作員としての任務です。
ドイツ軍の武器集積所を破壊する・・という作戦ですが、あえなく失敗・・。
捕虜となり、冷酷なディートリヒ中佐の執拗な拷問の前に、スパイとなって
パルチザン壊滅の手伝いをするか、然らずんば死か・・、の選択を与えられます。

祖国の裏切り者となることを良しとはせず、死も恐れないロックハートですが、
彼には大きな心配事があるのです。
それはオランダで捕えられ、ベルギーの強制収容所送りとなっている最愛の妻・・。
その妻の釈放を条件にドイツのスパイになることを了承するのでした。
ドイツ側の主人公は、第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」の兵士として1941年からロシアで戦い続け、
怪我を負ってベルリンに召喚されてきた、カール・シュトラッサーSS大尉です。
いきなりSS本部長のゴットロープ・ベルガーSS大将から呼び出しを受け、
英国人捕虜から成る部隊を編成し、武装SSに編入して共産主義との戦いに参加させるため、
シュトラッサーを指揮官兼ベルガーの連絡将校に任命する・・というものです。

ベルガーSS大将は実際に武装SS義勇兵部隊の編制の中心人物ですから、
ここまで違和感ない展開です。
架空のシュトラッサーSS大尉は、いかにも悪人のドイツ人でございます・・
という感じの名前ですが、なかなか男前のようで
小説を読むときは、映画を撮っている監督になりきるヴィトゲンシュタインは
「ヴィーキング」のヴァルター・シュミットSS大尉の風貌をイメージして読み進めます・・。
ベルリンにオフィスを確保したものの、すでに20名のメンバーが集められているという
通称「セント・ジョージ部隊」が、たった6人しかいないことに驚くシュトラッサー。。
総統命令では30名の部隊を編成するということになっています。
彼ら英軍捕虜と顔を合わせますが、まず部隊名にクレームが・・。
「セント・ジョージは英国の偉大な英雄ではないか」と語るシュトラッサーに
「英国といってもそれはイングランド人だけです。スコットランド人やウェールズ人、
アイルランド人はセント・ジョージのために武器は手にしません」。
すったもんだの挙句、ようやく「イギリス自由軍(British Free Corps)」で全員が納得・・。

英国の歴史に詳しい方やサッカー、ラグビーがお好きな方はご存じのとおり、
イングランドは白に赤の「セント・ジョージ・クロス」、
スコットランドなら青に白の「セント・アンドリュース・クロス」など、
いろいろと別れていますし、対抗心も旺盛ですから、こういう細かいところが楽しいですね。

同じころ、ゲシュタポによってベルリンへ連行されていたロックハート。
尋問するのは長官のハインリッヒ・ミュラーです。
デスクのペーパーナイフを奪って、首筋に突き立ててやれば、
英国にとっては「ハイドリヒ暗殺」に次ぐ勝利となる・・。
しかし今の彼にとっては妻との再会ために無謀なことを犯すことは出来ません。。
そしてやっと受け取った妻からの手紙・・。独房で何度も読み返し、
隣りの独房のソ連GRU情報部員からの壁を叩く暗号によって、
ドイツ軍が毒ガス「サリン」を用いた新兵器を開発していることも知るのでした。

こうしてこれまで平行に語られていた英独の主人公同士が対面。
シュトラッサーはロクなやつのいない「イギリス自由軍」の指揮をロックハートに依頼します。
真新しい武装SSの軍服には「イギリス自由軍」のカフタイトル、
前腕盾形徽章にはユニオン・ジャックが描かれ、左襟は金属製のピプが3つに2本の線。
シュトラッサーと同じSS大尉であることを表します。

しかし右襟には「SSルーン」ではなく、英国王旗のデザインである「スリー・ライオン」が・・。
自分は裏切り者ではないと心に誓いつつ、王や祖国に対する侮辱にまみれた、
この軍服に袖を通すロックハートSSハウプトシュトルムフューラー。
本書はこのような徽章類の描写がこまかいのも良いですね。
ヴィトゲンシュタインもロンドンで買ったスリー・ライオンのTシャツを持っています。
サッカーのイングランド代表もコレなんですね。
もうすぐ、EUROも始まります。楽しみだなぁ。関係なくてスイマセン・・。

ところどころでロックハートの妻、アンナの強制収容所での様子も出てきます。
政治犯のために赤い三角マークを付けているなど、
先日の「母と子のナチ強制収容所」を思い出しました。
また、シュトラッサーは独身ですが、こちらの女関係といえばベルリンの娼婦、ニナです。
お互い惹かれあっているものの、SS将校としてのプライドが許さず、客と娼婦の関係のまま・・。
でもホモとか変態じゃないので、Hシーンはとても助かります。。
彼女の勤める娼館は、ゲシュタポもので有名な「サロン・キティ」。
ハイドリヒが内外の要人をこの娼館でもてなし、ウッカリ重要な情報を喋らせるように仕組んだ
SD(SS保安部)が経営する売春宿です。
そして厳選された50名の若い女性の中から選抜され、様々な訓練を受けたニナは
やっぱりSDのスパイなのでした。

1944年になると、いまだ10名程度の「イギリス自由軍」はヒルデスハイムの
「ゲルマン人の家」へと移動。ここは「アーネンエルベ協会」の一部で、
この施設でSS隊員として、アーリア人種についての知識と訓練を積むのです。
各捕虜収容所から集まった隊員たちの志願した理由も様々。
日和見主義者に問題を抱えていたり、虐められていたり・・。
なかでも一番多いのが、オズワルド・モズレー率いる英国ファシスト同盟党のメンバーです。
そしてこのような黒シャツを着て、暴力にモノを言わせていたような連中を
ロックハートはまったく信用できません。

敵同士であるロックハートとシュトラッサーはお互いを理解し始めますが、
ベルガーからの突っつきもあって、宣伝ビラを作っての捕虜収容所を巡る
大々的なリクルートを指示するシュトラッサー。
その代わりに妻に合わせろと要求するロックハート。
これまでは強気だったシュトラッサーも、任務が不首尾に終われば即刻東部戦線行き。。
いやいやながらもロックハートに頼らざるを得ないのでした。
著者は英国人ですが、「英国人はドイツ人と同じく国を裏切ることをしない。
フランス人は得意だが・・」と、国防軍所属のフランス義勇軍に触れ、
「武装SSが引き取る話もある」など、武装SSの「シャルルマーニュ」も絡めた
英仏の義勇兵についての考え方も楽しめます。
原題は「裏切り者」で、主人公のロックハートが祖国への裏切り行為と
妻への想いの狭間で苦しむ展開はとても人間味があって、感情移入してしまいますし、
シュトラッサーとニナもとても良く描かれていて、もう下巻が楽しみです。
このあとすぐに読みますよ。
ご無沙汰しております。
イギリス自由軍といえば、「鷲は舞い降りた」のプレストンSS大尉をすぐに思い浮かべます。
SSの外人部隊を初めて知ったのは高校生の頃で、「ナチスドイツ=世界を敵に回した巨悪」というイメージしかなかった私にとって、
フランスやイギリス、インド人の部隊まであったという事実は理解しがたいものでした。
「裏切り者」という言葉にはその背後で複雑に絡み合う情報と思惑が感じられ、興味をそそられます。
セント・ジョージの件は私も納得できます。
先祖が佐幕派だった私にとっては、明治の元勲に対して未だわだかまりがありますので。
少し前、「マイウェイ」という韓国映画が封切られましたが、あの話はフィクションとしても日本人義勇兵は存在したらしいですね。
日の丸の盾章付きの野戦服を着たアジア人兵士の写真がネットに転がっているのを見た時は驚きました。
日本人ならともかく、敵国で敵国の為に敵国の軍服を着る兵士の心情たるや、どれほどのものでしょうか。
色々なことを考えてしまいます。
by でんこう (2012-05-29 00:01)
でんこうさん。こんにちわ。
>イギリス自由軍といえば、「鷲は舞い降りた」
やっぱりそうですよねぇ。ボクは最初アレを読んだときは、イギリス自由軍てフィクションだと思ってました。
「マイウェイ」はロードショーに行きそびれましたが、映画としての出来はどうなんでしょうか?
敵国の義勇兵になる理由も様々なようで、本書の下巻でも「劣悪な捕虜収容所にいるよりは、義勇兵となって適当に訓練を受けながら、待遇の良い環境で、終戦までやり過ごそうではないか」とロックハートは勧誘します。
他にも今まで読んできたものでは、占領された混乱の中、義勇兵として入隊することで仕事にありつこうとするフランス人や、ソ連と戦うチャンスと考えた反共の戦士もいますし、ドイツに半分騙されて入隊させられた者・・など、国の歴史や戦争の時期、個人の思想と、とても一括りに出来るものではありませんね。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-05-29 15:31)
まさかオズワルド・モズレー氏でまでシンクロするとは。いつもなんというタイミングなんでしょう!wwww しかもまたまたすごい引用写真ですね。
>英国といってもそれはイングランド人だけです。スコットランド人やウェールズ人、アイルランド人は・・・
そうそう、これは端から見てると不思議なんですよね。サッカー中継とかで、「え?この国旗、どこの国の??」とか一瞬思う時があります。日本人にとっては不思議ですが、知り合いにドイツとスコットランドのハーフの人がいて、本当にキッチリとイギリス内の人種を分けて話をするので、そういう国なんだなあと思わされますね。
>でもホモとか変態じゃないので、Hシーンはとても助かります。。
に吹いてしまいましたwww
by IZM (2012-05-30 15:26)
IZMさん。こんばんわ。
今回のシンクロはかなりビックリしましたねぇ。一応、英国ネタですから・・。
>知り合いにドイツとスコットランドのハーフの人がいて
というのも、国際色豊かなお知り合いでうらやましい・・。
ボクはこの第三帝国モノの前に、英国モノのを勉強していたんで、今後はバイエルン人とプロイセン人、ハノーファー人の違いなんかも勉強してみたいと思っています。
by ヴィトゲンシュタイン (2012-05-30 20:24)