SS‐HITLERJUGEND―第12SS師団の歴史1943-45 [ヒトラー・ユーゲント]
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。
ルパート・バトラー著の「第12SS師団の歴史」を読破しました。
今ひとつ評判のよろしくない、リイド社出版の武装SS師団シリーズものです。
第12SS師団の歴史とはいっても、実際のところ実稼動1年の部隊なので、
前半はヒトラー・ユーゲントそのものの歴史、というか成り立ちから無理矢理始まり、
当然、青少年全国指導者シーラッハやアクスマンの人間性やらと、
あまり関係ない話が続きます。
そしてようやくフリッツ・ヴィット師団長が登場し、ノルマンディでの初陣となりますが、
ここでは第101重戦車大隊のミヒャエル・ヴィットマン「SS中佐」というスゴイ人物も参戦してきます。
ヴィットマンはその後も中佐として出てきますので、誤字ではないようですね。
文字数のワリに誤字の多いシリーズではありますが、
ひょっとしたら死後に2階級特進したのかも。。
最後には重要人物としてヴィット師団長の戦死後、師団長となったクルト・マイヤーや
「ヒットラー・ユーゲント 第12SS戦車師団史」の著者である作戦参謀のフーベルト・マイヤー、
最後の師団長フーゴ・クラースや戦車連隊長のマックス・ヴュンシェが紹介されています。
全体的に写真も多く、中には生々しいものもありますが、
いかんせん、文章はフーベルト・マイヤーの本からの抜粋が多く、
その逆に、この著者はクルト・マイヤー個人が嫌いで、彼の著書「擲弾兵」は信用なしという
選り好みが目立ちます。どうもフリッツ・ヴィットも嫌いな匂いもします。
結局、この師団の歴史はもちろん、武装SSを肯定、或いは批判するものでもなく、
しかし客観的でもないという著者の真意が今ひとつ(かなり?)理解できないものとなっています。
ルパート・バトラー著の「第12SS師団の歴史」を読破しました。
今ひとつ評判のよろしくない、リイド社出版の武装SS師団シリーズものです。
第12SS師団の歴史とはいっても、実際のところ実稼動1年の部隊なので、
前半はヒトラー・ユーゲントそのものの歴史、というか成り立ちから無理矢理始まり、
当然、青少年全国指導者シーラッハやアクスマンの人間性やらと、
あまり関係ない話が続きます。
そしてようやくフリッツ・ヴィット師団長が登場し、ノルマンディでの初陣となりますが、
ここでは第101重戦車大隊のミヒャエル・ヴィットマン「SS中佐」というスゴイ人物も参戦してきます。
ヴィットマンはその後も中佐として出てきますので、誤字ではないようですね。
文字数のワリに誤字の多いシリーズではありますが、
ひょっとしたら死後に2階級特進したのかも。。
最後には重要人物としてヴィット師団長の戦死後、師団長となったクルト・マイヤーや
「ヒットラー・ユーゲント 第12SS戦車師団史」の著者である作戦参謀のフーベルト・マイヤー、
最後の師団長フーゴ・クラースや戦車連隊長のマックス・ヴュンシェが紹介されています。
全体的に写真も多く、中には生々しいものもありますが、
いかんせん、文章はフーベルト・マイヤーの本からの抜粋が多く、
その逆に、この著者はクルト・マイヤー個人が嫌いで、彼の著書「擲弾兵」は信用なしという
選り好みが目立ちます。どうもフリッツ・ヴィットも嫌いな匂いもします。
結局、この師団の歴史はもちろん、武装SSを肯定、或いは批判するものでもなく、
しかし客観的でもないという著者の真意が今ひとつ(かなり?)理解できないものとなっています。
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