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砂漠の狐を狩れ [戦争小説]

ど~も。ヴィトゲンシュタインです。

スティーヴン・プレスフィールド著の「砂漠の狐を狩れ」を読破しました。

たまには気分を変えて「小説」です。
最近、本屋さんで偶然見かけましてタイトルだけで飛びつきました。
実際、北アフリカ戦線では英国軍がロンメル殺害を目論んだものの
見事、失敗に終わったという作戦は有名で、一見その話かとも思いましたが
本書の作戦はまったく別のフィクションでした。

砂漠の狐を狩れ.JPG

英国軍の「長距離砂漠挺身隊」へ配属となった主人公の若者が、
砂漠での様々な困難と葛藤を乗り越え、指揮官として一人前になっていくという物語で
発足間もない「SAS」との共同作戦による特殊部隊ものという見方もできるでしょう。

よく云われる「騎士道精神」に則った両軍の戦い方も伝わってきますが、
やはり、そこは戦争。凄惨な殺し合いになる場面もあり、主人公も苦悩します。

Rommel.jpg

後半は「このタイトルはどうなったの?」と思わせる展開となっていきますが、
最後にはある意味どんでん返しが待っています。
とは言っても、もちろん見事ロンメルを殺害し、ミッション・コンプリートとなるわけがありませんが・・。
できればこの本を読む前に「砂漠のキツネ」や「ロンメル将軍」などを読んでおきたいですね。

すでに有名な映画プロデューサーである、ジェリー・ブラッカイマーが映画化権を獲得し
著者のプレスフィールドと「ブレイブハート」のランドール・ウォレスが脚本を書くということです。
ロンメル役は誰になりますかね?
今なら「エド・ハリス」なんて最高だと思うんですけど・・。

エド・ハリス_スターリングラード.jpg



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